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南京事件『ジョン・ラーベ』上映会に1000人〜7.25には『天皇の名のもとに』上映


 7月20日午後、東京・日本教育会館大ホールで『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー』大上映会が行われた。開場1時間前から当日売りの列ができ、800人のホールはあっというまに埋まった。急遽用意した第2会場も200人で満席。さらに200人以上が入れずにお断りする事態となった。開会挨拶は土屋トカチさん(レイバーネット事務局長・映画監督)が行い、続いて永田浩三さん(武蔵大学教授)が映画の背景をわかりやすく解説した。動画(永田さんのお話 14分)

 135分の長編劇映画だったが、映像や音響効果が素晴らしく、南京事件を「臨場体験」するあっというまの時間だった。映画が終わると会場いっぱいに大きな拍手がおき、感動が広がった。今回は「南京事件」がタブー視される風潮のなか、労組関係者や文化人が呼びかけ実現したもの。上映会の大成功は「歴史修正・戦争できる国」の安倍政権への一撃になったに違いない。

 閉会挨拶で松本全港湾委員長は、「これをきっかけに全国各地で自主上映を広げよう」と呼びかけた。なお、7月25日の「レイバー映画祭」(田町交通ビル6Fホール)では、南京事件のドキュメンタリー映画『天皇の名のもとに』が上映される。(M) 写真=笠原眞弓

レイバー映画祭2015情報

*『天皇の名のもとに〜南京大虐殺の真実』は25日午後1時からの上映です。当日1500円(メール予約1300円)。メール予約


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