第18回 2015年4月4日
「安全保障法整備の具体的な方向性について」に関するQ&A
―戦争立法問答の本音と対策
Q1―なぜ今、憲法解釈を見直し、集団的自衛権を容認する安全保証の法整備が必要なのですか?
A1―何の必要もありません。ただ日本政府のもっとも重大な責務はアメリカの要請を忠実に果たすことにあります。国民の生命と平和な暮らしを守るというのはあくまでも名目です。
*対策―これを日本のことわざでは「うそも方便」と言い習わしていますので、すぐだませます。とにかく「大義名分」を大きく掲げることが大事です。また「うそは泥棒の始まり」ともいい、他人から物を盗んだり、他国を侵略するときには非常に便利です。
Q2―十分な論議が尽くされておらず、国民の理解が得られていないのでないですか?
A2―国民の理解が得られれば大変なことになります。そうならないうちに審議をすすめていく必要があります。
*対策―これは「由らしむべし知らしむべからず」という日本古来の政治手法で、「知らぬが仏」の慈悲の心で安心させてやってください。
Q3―戦後日本の大前提である平和憲法が根底から破壊されるのではないですか?
A3―破壊されません。変質し、形骸化し、骨ぬきになるだけで、根底からの破壊では決してありません。
*対策―故事成語で「羊頭狗肉」といいますが、どこでもやっている商法です。とにかく「平和と安全」を強調しておけばいいのです。
Q4―日本が戦争をする国になるのではないですか?
A4−この法整備で日本が戦争に巻き込まれることはありません。再び戦争する国になることは断じてありません。戦争するのはアメリカで、わが国はついて行くだけです。
*対策―「寄らば大樹の陰」とか「虎の威をかる狐」とか「どこまでも付いて行きます下駄の雪」とかいって、主体性のない日本人のライフ・スタイルになっていますので、すぐ説得できるでしょう。
Q5―将来、自分たちの子どもや若者が戦場に行かされるのではないですか? また徴兵制になるのでは?
A5―全くの誤解・曲解です。戦争に行くのは貧乏人・庶民など他人の子どもで、自分達の子どもは大丈夫です。また、徴兵制でなく、あくまでも志願制にします。そのためにも貧乏人を多く生み出すよう格差社会を広げているのです。
*対策―「人の痛みは三年でも辛抱する」とか「対岸の火事」「高みの見物」など自分以外のことには無関心な日本人にはもってこいの答弁です。原発事故でも自分が災難に遭わなければ再稼働に賛成というような気質ですから。
Q6―自衛隊員が、海外で人を殺し、殺されたりすることはないですか。
A6―大丈夫です。むしろ、国内にいる方がパワハラ・セクハラ・いじめなどで自殺したり、精神疾患に陥ったりしてより危険です。
*対策―「前門の虎後門の狼」と言って、世間はどこへ行っても敵だらけであることを説きます。ちょっと難しければ「渡る世間は鬼ばかり」などといって、うけをねらいます。
Q7−自衛隊は世界中のどこへでも行って戦うようになるのではないですか?
A7−事実無根です。まず北極・南極には行きません。また、アマゾンやカムチャッカ、ガラパゴス、ランゲルハンス島にも行きません。それからアメリカ国内では絶対戦いません。だからどこへでも行くので決してはないのです。
*対策―「口先三寸」で「ああ言えば上祐」(ちょっと古いか)で、詭弁を弄して論点をすり替えます。
Q8―米国の戦争に巻き込まれるのではないですか?
A8―アメリカの戦争に巻き込まれるというのは、消極的平和主義だからです。巻き込まれないためにも、わが軍が積極的に戦闘に参加すればいいのです。
*対策―「れる、られる」は受け身の時に言うことば、「いっそ巻き込んでくださいな」と新派調で言って能動的にごまかします。
Q9―集団的自衛権の行使容認は、解釈改憲にほかならず、立憲主義の否定ではないか?
A9―それは立憲主義に則って政治を行っていく政府について言えることです。閣議決定ですべてを決めてきた現内閣には全く無縁な話しです。
*対策―「木によりて魚をもとむ」とはこのことで、カエルの面に小便、アベの耳に憲法。まったく気にすることはありません。「人を見て法を説け」とでも強気で言い返してください。
Q10―歯止めがあいまいで、政府の決断次第で武力の行使が無制約に行われるのではないか、という心配は?
A10−ありません。連立与党のなかには平和と福祉を党是とする巧妙党のみなさんがいつもアクセルを踏んでは歯止めをかけてくれます。
*解説―これを言うと信者は喜びます。その他、詳しいことは我が党のホームページをご覧ください。(これでだまされたら、だまされる奴がバカだというしかないような見本です)
2015年3月20日 民主主義自由党安全保障推進本部Q&A係
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staff01.
Last modified on 2015-04-04 12:53:07
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