新作映画「李さんの綿」紹介〜綿をめぐるドキュメンタリー | |||||||
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新作映画「李さんの綿」(43分)のご紹介をさせていただきます。 この映画の主人公は、奈良県天理市立夜間中学校の生徒、李福順(イポクスン)さん(2010年逝去、享年90歳)です。李さんは、1944年に25歳で渡日し、戦後は失業対策事業(肉体労働)に従事し、5人の子どもを育てました。 李さんは、小さいころは家業の農家を手伝うために学校には行けず、6歳からわたの糸紡ぎを覚え、20歳になるころには相当のりの技術を身につけました。
李さんは、戦後朝鮮半島に里帰りした際に綿の種を日本に持ち帰り、日本の自宅で綿を育てていました。その種を夜間中学の教員が譲り受け、夜間中学の畑でも植えられました。そして李さんの綿は、李さんが亡くなった今でも夜間中学校生徒の手で植え続けられ、毎年実を結んでいます。 李さんの綿の種を人づてに手に入れ育てた東京の踊由紀子(おどりゆきこさん(76歳、アマチュア画家)は、3年前から綿を育て続け、油絵「何度目かの被曝」にその綿を描きこみました。そして、「何度目かの被曝」(写真下)は、福島県内で展示されることになるのです。 この映画は、時を超えてさまざまな人の手で植え継がれ、伝え継がれた「李さんの綿」を追ったドキュメンタリーです。ぜひ、観ていただきたいと思います。 *ドキュメンタリー映画「李さんの綿」 ・製作 ナレーター: 湯本雅典 Created by staff01. Last modified on 2014-03-09 11:24:27 Copyright: Default |