トヨタの理念「人間を尊重する」はまったくの嘘だーエド委員長(東京本社前で) | |||||||
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19日の夕刻、フィリピントヨタ労組(TMPCWA)のエド・クベロ委員長とジェイソン執行委員は東京総行動の200人に仲間とともにトヨタ東京本社前で来日闘争の最後の演説を行った。エドはトヨタが創業の理念として「人間を尊重する」掲げるが、真っ赤な嘘だ。真実ならフィリピンで労働者の人権を尊重し、誠実に交渉すべきだと訴えた。トヨタは今回滞在中も組合と終始誠実な交渉をしなかった。最後に全員で11年間も続く237人の仲間の不当解雇・組合つぶしをすぐに撤回することを求めシュプレヒコールした。
以下、発言の要約を掲載する。 ↑ 早川寛(全造船関東地協事務局長) 早川寛(全造船関東地協事務局長)トヨタ資本は政府、裁判所や暴力団などを使って組合員の刑事事件をでっち上げ弾圧し続けてきたが、最近さらに一度払った保釈金を再度組合員に要求してきた。そして、これは関係者が私腹を肥やすために行われたことが暴露された。トヨタは交渉で「現地の問題は現地で解決を」と言って、相変わらず自らの責任を頬かむりしている。フィリピンにおける日本資本の労働組合弾圧を阻止するために闘うことはわれわれ日本の労働者にとって国際連帯であると同時に労働者の基本的な義務である。勝利まで共に闘い抜こう。↑ 山際正道(フィリピントヨタ労組を支援する会代表) 山際正道(フィリピントヨタ労組を支援する会代表)トヨタは世界企業であり、それぞれの地域に起こった問題も基本的に本社が統括していることは言うまでもない。例えば、アメリカで問題が起こった時社長以下重役が飛んで行って、さまざまな所て謝りまわって許してもらった。私たちはフィリピンで起こった問題をトヨタ本社が責任を持って解決することを要求しています。トヨタ本社での交渉で会社側担当者は席には着いたが、まったく黙秘という不届きな対応だ。世界で車を生産し、販売しているトヨタは各国における労働条件を国際労働機関(ILO)の定める基準に沿ったものであるべきだ。にもかかわらずトヨタは労働組合の活動を嫌がり、排除することに終始している。そんなことは許されるはずはない。ILOはトヨタに対して4回も勧告しています。フィリピンにおけるこの労働争議をトヨタが自ら責任を持って解決することを要求します。私たちは要求が実現するまで支援し続けることを誓います。↑ エド・クベロ(フィリピントヨタ労組=TMPCWA委員長) エド・クベロ(フィリピントヨタ労組=TMPCWA委員長)争議が始まり11年過ぎたが、トヨタは多くの仲間を解雇した当時と態度はまったく変わっていません。私たちの工場内で銃を持った警官が労働者を監視する事態が起きています。本日トヨタ東京本社と交渉した際に壁に飾っていたトヨタ創業の精神は「人間を尊重する」でした。会社側に確認すると、そうだと答えた。私は「何故フィリピンで私たち労働者の権利を守らないのか」と尋ねました。このトヨタの精神は真っ赤な嘘だと私は言いたい。会社のためには働いている労働者の権利を守らなければならない。トヨタはこの10年あまり私たち労働者と市民に大嘘をついてきた。トヨタはこの11年間争議の解決を求めることも、話し合いの場に着くこともありません。私たちは海を越えてトヨタと交渉に来ましたが、その要求書で「組合つぶしを続ける限り、解決はできない」と書いています。唯一団体交渉でしか解決できないと伝えました。トヨタは私たちの要求に何一つ答えていません。しかし、私たちは世界の労働者とともにトヨタが要求に応じて話し合うまで闘い続けます。↑ ジェイソン(TMPCWA執行委員・被解雇者) ジェイソン(TMPCWA執行委員・被解雇者)私たちはトヨタ本社との交渉するためにはるばるフィリピンから来ましたが、ここ(東京本社)前に立っているとフィリピンに居るような気がします。目の前に警備員が立っているからです。私はトヨタが2001年に不当に解雇した237名の一人です。そして、2006年に不当逮捕され3日間拘留されました。私とともに解雇された仲間たちは厳しい状況下で闘い続け、精神を病んでいる仲間もいます。私たちが何も間違ったことをしていないので、解雇されたことは信じがたいことです。私たちは社会正義を勝ち取るまで闘い続けます。↑ 最後に「トヨタは団交を行え!」などシュプレヒコール <シュプレヒコール>
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