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板橋のつどい2012 「永遠の叛逆を続けよう」 田原牧さん語る
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1月21日、板橋区立グリーンホール男女共同参画センターで「日の丸・君が代」強制に反対!をテーマに掲げた『板橋のつどい2012』が開催された。

予防訴訟原告団共同代表の永井栄俊さんは「1月16日の最高裁判決において、教育公務員の特殊性を強調し原告よりの意見を出した宮川裁判官も含め、すべての裁判官が『教育の基本活動よりも『秩序の維持・規律の保持』を優先する」としている。そうしながら、『教育の基本活動とは何か』については全くふれていない。重要な教育裁判を単なる一般民事裁判にしてしまった。」と述べた。

東京「日の丸・君が代」訴訟原告の渡辺厚子さんは「1か月減給処分の取り消し」の勝訴の喜びを話した。

元都立板橋高校教諭の藤田勝久さんは「先頭を切ってたたかってきた根津公子さんの処分が取り消されなかったことは全く腹が立つ。このたたかいに関わっている人間は、根津さんに感謝すべきだ。私は心からお礼を言いたい。」と強く語った。

東京新聞特別報道部デスクの田原牧さんが「転換点としての2011年〜中東・原発・教育〜」というテーマで講演した。田原さんは、「2011年は転換点というより、無力感を抱きながらも権力にたてついてきた人々が、『自分たちがやってきたことは正しかったのだ』ということを認識した年だといえる。『原子力ムラ』に代表される『ムラ』構造が学校・会社・組合・地域社会にたくさんあり、そのほとんどが悪い方向に行っていることに、みんなが気付き始めてきた。大阪市長の橋下徹らは、「グローバリゼーションを謳いながら、全く逆である『同化強制』をし強固な『ムラ』を作るという」詐欺まがいの矛盾発言を繰り返しているのにすぎない。都知事の石原慎太郎もしかりで、私たちは早くそのことに気づいて、『永遠の叛逆』を続けていかなければならない。」と語った。                        (ジョニーH)


Created by JohnnyH. Last modified on 2012-01-22 17:45:12 Copyright: Default

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