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司法の役割は「教育の自由」侵害を止めることー近藤順一さん「君が代」裁判

10月9日、近藤順一さん(元八王子市夜間中学教員)の「君が代」処分取消裁判の高裁審理が始まった。冒頭の意見陳述で近藤さんは「「日の丸・君が代」は大いに論議すべき問題。生徒にも自由な論議を通して公正な判断力を養い、自らどう対処すべきかを考えさせる必要がある」「自分の不起立は、(「日の丸・君が代」への考え方の)多様性を示し生徒が考えるきっかけを示した行動」と述べた。近藤さんは、「強制された教員が多様性を否定し一律起立・斉唱を受忍すれば正しい教育はできない」とも語り、強制が教育現場の自由を侵し、教育自体を歪めている実態を告発、裁判所に教育の自由について憲法判断を求めた。4月の地裁判決は、戒告処分については容認、減給・停職処分については取消とした。次回裁判は11月20日10:30〜825法廷 (佐々木有美)


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