報告 : JR不採用問題は終わっていない!国会マラソン・ハンスト集約集会 | |||||||
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労働者の土根性を政府・JRに見せたい!〜21日間の国会マラソン・ハンスト終わる「JR 不採用問題の終結。金銭解決だけでは納得できない。政府はJR雇用の約束を守れ」と、1月27日から国会マラソン・ハンストで訴えてきた3人の当事者の行動が、2月16日(JR不採用通告日)終わった。労組や共闘組織のバックもない個人主体の行動だったが、支援者など延べ160人が参加した。 期間中に国交省・JR各社への要請も取り組んだ。国交省は請願ということで、窓口で対応したが「解決すみ」を繰り返した。またJR四国・九州は警察を呼ぶなどひどい対応。JR東も、名前を名乗らないJR社員2名が「1047名問題の受付窓口はない。要請書は受けとらない。帰ってくれ」とガードマン10名を配置して威圧した。当該・支援者約10名は、「JRの不当労働行為問題は終わっていない」と本社ロビーで約20分間、抗議を続けた。 マラソン開始当初足を痛めた中野勇人さんだったが、その後は、順調にランニングを続け、2月16日、21日間計1047キロマラソンのゴールを切った。 そして、17日には日比谷公園にある日比谷図書館4階ホールで、集約集会が開かれた。会場はほぼ満席に約50人が集まった。参加者は、25年におよぶ長い「国鉄闘争」を支援してきた人たち。今回の「政府の雇用約束不履行の解決」に疑問をもち、3人を応援する人たちだった。 17日の集約集会で当事者の中野勇人さん(元国労北見闘争団)は、「国鉄闘争を全く知らない人も伴走してくれた。こうした出会いをつなげていきたい。労働者のクビを切ったら大変だということを政府に知らしめたい。今後も毎月16日に、四国から夜行バスで上京して国会マラソンをやるつもりだ。これが労働者の土根性だ」と力強く訴えた。集会では、ほかに元闘争団員の佐久間忠夫・猪股正秀・松崎博巳の各氏が「闘争継続」の決意を語った。 なお、有志で始まった「JR不採用問題は終わっていない!政府・JRの責任を追及する国会前マラソン&ハンスト実行委員会」(通称=3人を応援する会)の今後については、3月15日に会議を開いて協議することになった。(M) ↓国会前 ↓中野さんのゼッケン。政治和解に署名した政治家の責任を問う ↓国交省申し入れ(2/17) ↓集約集会(日比谷図書館ホール) ↓登壇した被解雇者の4人 ↓「毎月16日に国会マラソンをしたい」 中野勇人さん ↓「九州の仲間が旅費カンパで支えてくれた。九州には声をあげたい元闘争団員が何人もいる」 猪股正秀さん ↓「納得できなければ、声あげるのが民主主義」 佐久間忠夫さん ↓「当該として三人と連帯していきたい」 松崎博巳さん *写真提供 佐藤和之(佼成学園教職員組合)さん Created by staff01. Last modified on 2012-02-18 13:50:27 Copyright: Default |