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LNJ Logo 東電会見の名物記者、田代裕治氏、Suicaの窃盗容疑で逮捕、起訴される。『車上荒らしはやってません』
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田代裕治氏は昭和49年生まれ、36歳。

熊本県、熊本市出身、法政大学法学部卒

6月21日午前7時50分ごろ東京都中央区銀座の路上で、Suica一枚を盗んだとして逮捕され、現在、築地署に拘留中である。

起訴される事が決まり、8月上旬に裁判が行われる。 _Suica一枚で起訴?_拘留期限も長い、一体これは何かの圧力が働いているのか、または冤罪なのか、築地署まで行って接見し、一体どうなっているのか、田代氏本人に聞いてみた。

田代氏はSuicaの持ち主トラック運転手とトラブルになった事は認めているが、『車上荒らし』については、『していない』と訴えている。

田代氏は事件当日深夜、酩酊しており、金品を盗まれている(五万円) 歩いて日本橋の自宅まで帰る時、施錠してないトラックにあったスィカ を手に取ってしまった。 運転手に見つかり、スィカはすぐ返した。 しかし、運転手は恫喝してきて揉み合いになり田代氏は鼓膜を破られた。 治療はしてもらっている。 現在、築地署に拘留されているが、拘留理由は住所不定。 家宅捜索済み。 余罪なし。 田代氏は初犯。 起訴され、裁判は8月上旬予定。 小菅には行かず、(微罪の為?)築地署から裁判に引き出される模様。 本人はスィカを巡って持ち主とトラブルになった事は認めており、冤罪ではない。 しかし、『車上荒らし』と呼ばれるのは不本意のようだ。

本人と話し手見ると、正義感も強く、行動力があり、正面切って東電の闇と闘う情熱がある九州男児で肥後もっこすの典型のように見える。

東電の福島原発の情報を分析し、答弁を引き出し、それをブログに乗せて拡散させる情報伝達能力もしっかりある。 田代氏の会見の評判は、やれ、質問が稚拙だ、的外れだ、失笑だと辛口の物を報道上またはWebで見たが、何故、一般人は記者クラブからしか報道人が産まれない事になんの疑問も危機感も持たないのだろうか。

東電側から今まで多大な広告料の恩恵に与って来た大手メディアに真実の追求を期待する事は出来ない。 記者クラブなら官との今後の付き合いも兼ねて、馴れ合いの答弁の場所になるのは目に見えている。

東電会見のようなオープンな場で取材対象者から何の利害も受けない市民記者が生まれ、育つ事を期待し、またその有望株が田代氏だと期待した人間は私だけなのだろうか。

今回の事件は冤罪ではなく、酔っていたとは言え、田代氏にも落ち度があり、それは反省を促される物ではある。 しかし、Web上に載った田代氏本人への報道姿勢はいかにも、の悪意を感じる。 東電会見名物記者、車上荒らしで逮捕、住所不定無職。 『家宅捜索』もされているのに、住所不定とはあまりに不審人物と決めつけた書き方だ。 ここに怒りを感じる。 流すだけ流したら、後追いの情報もなく、記者クラブの猟場を荒らした腹いせに報道で制裁されたように感じる。 今後も警察、検察の田代氏の取り扱いに注目して行く。

写真は東電会見場で最前列に陣取り、厳しい姿勢で隠蔽体質を追求していた田代氏。 20011 5 29撮影 


Created by mu07. Last modified on 2012-02-07 01:52:53 Copyright: Default

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