日朝文化交流・高麗野遊会に200人の老若男女が笑顔で親交を深める | |||||||
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5月9日(日)、日高市の高麗川近くで、「第28回高麗野遊会」が、晴天の下、200人を超える参加者で盛大に行われた。 ↑ 高麗川傍の高麗神社駐車場で開かれた第28回高麗野遊会 昼過ぎ、高麗神社の境内で、川柳家の乱鬼龍さんとわかち愛さんが日韓併合100年をテーマにした川柳募集の呼びかけをした後、高麗神社第60代宮司・高麗文康さんから「高句麗滅亡と渡来の歴史」等を学習した参加者たちは川原の駐車場の特設会場に移動した。 ↑ 新緑の秩父路をハインキングして高麗王「若光」を祭った聖天院に寄る ↑ 若い学生(左)から応募の川柳を批評する乱鬼龍さん 参加者たちは、特設会場のテントの中で、30個の七輪をそれぞれ囲んで美味しい焼肉とマッコリで親交を深める中、次から次と入れ替わり立ち代りにアピールがされた。
最近話題になっている「朝鮮高校を無償化しない差別」「心無い団体による朝鮮学校に対する酷い攻撃」を阻止する行動の呼びかけには、会場から拍手が起きた。 また歌や踊りが披露され、琉球人代表として太田武二さん(どぅたっち)が三線と笑顔で「安里屋ユンタ」「沖縄を返せ」を歌い、ジョニーHがギターと笑顔で「挨拶の歌」「ジャズ風アレンジのインターナショナル」「さらば慎太と言おう」、HOWSと憲法寄席が笑顔で「平和憲法がある限り」「決意」を熱唱した。
朝鮮大学校のヨサコイアリランのダンスと演奏では、ボーカルが軽快なラップで「今日はとってもいい気分、だって美味しい焼肉七輪囲んで、こんなにやさしい日本人・笑顔、こんなにやさしい朝鮮人・笑顔、出会えてうれしいいい気分。そしたらみんな出てきて踊ろう、お互い知って、もっともっと笑顔、やさしい日本人やさしい朝鮮人」と一緒に踊ることを呼びかけ、舞台上ではボーカルの合図に合わせて、見よう見まねの笑顔の50人が、最後は手をつなぐマイムマイムの形の踊りの輪となった。 また朝鮮大学校民族打楽器演奏サークルによるチャンダム(朝鮮音楽)のリズムに合わせて、前の人の肩に手を添えたジェンカの形の踊りの輪ができると、次から次に踊りに笑顔で参加する人が増えてゆき、いつしか100人の「アリラン」の踊りの輪ができた。 朝鮮大学校学生代表がアカペラで日本語とハングル語の「イムジン河」を静かに歌った後、参加者全員で記念写真を撮り無事終了した。 <↑ 最後に100人の「アリラン」の踊りの輪ができた 参加者たちは名残りを惜しみ、互いの再会を約束し、解散した。 文・ ジョニーH 写真・高幣真公 Created by takaheims. Last modified on 2010-05-11 17:30:23 Copyright: Default |