俳優たちによる「学校現場の現況を学習する」憲法集会が開かれた | |||||||
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5月3日(月)練馬区武蔵関にある『ブレヒトの芝居小屋』では、元都立高校音楽教諭の池田幹子さんを迎えて「教育行政と学校現場の現況」を学習する憲法集会が開かれた。 東京演劇アンサンブル切羽委員会が企画したもので、80人の参加者が朗読・歌・トークの3時間を満喫した。 まずは池田さんのショパン「ノクターン」のピアノ演奏。 次に東京演劇アンサンブルの俳優たちによる 「寂しさの歌」(金子光晴)、「続堕落論」(坂口安吾)、「分断を生きる 在日をこえて」(徐京植)の朗読と「旗はうたう」「なぜ?」(林光 詩/曲)の歌が歌われた。途中途中で明治時代から現在までの憲法と教育行政に関する事件が年代を追って紹介されたので、学校現場の苦悩の現況がよく判った。 トークの中で、池田さんは、最近の教育裁判について触れ、 「裁判所は憲法に基づく判決を全くしていない気がする。」と、その思いを語った。 最後のコーナーでは池田さんのピアノ伴奏で、 「歩くうた」(谷川俊太郎 詩/ 林光 曲)、「銀河の底で歌われた愛の歌」(広渡常敏 詩/林光 曲)、「石ころのうた」(ソル・チャン・ス 原詩/ 林光 曲)が歌われた。 会場からは「強制されない歌は良い」「生き生きと表現する若い俳優たちの姿に元気が出た」 「池田さんのお話で、学校現場の苦悩を知り、憲法をちゃんと施行する重要性を実感した」 といった感想が聞かれた。(ジョニーH) Created by JohnnyH. Last modified on 2010-05-04 12:35:52 Copyright: Default |