報告 : 国鉄闘争共闘会議が総会〜JR雇用もとめ闘争継続を確認 | |||||||
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JR雇用もとめ闘争継続を確認〜国鉄闘争共闘会議総会ひらく JR不採用問題の政府解決案受諾後の初めての「国鉄闘争共闘会議」総会が、5月29日・東京の日本教育会館会議室で開催された。 二瓶久勝議長(写真)は挨拶で「雇用が未解決なので、解決はまだ50%で中途半端な解決である。雇用をとらないと“路頭に迷う解決”になってしまう。たたかいはこれから。解決するまで4者4団体は残し、雇用に責任をとる」と強調した。また今後の進行については、「政府に闘争団員のJR雇用希望先の名簿を6月上旬に提出する。その後、前原国交大臣がJR社長に要請することになる。これを参院選挙前に実現したい」と述べた。一方「政治解決をになった弘友議員(公明)、自見議員(国民新)が退職、社民の政権離脱の可能性」など、不安要素もあると語った。 加藤晋介弁護士からは、鉄道運輸機構との間で和解文書の詰めの作業が進んでおり、6月末に和解文書調印・和解金振込の段取りであることが報告された。 総会には全国から約100名が参加し、1時間半にわたって13名が発言し、活発な質疑があった。一番焦点になったのは、二瓶議長の「雇用確保にむけてたたかう」という提起の一方、総会方針書には「共闘会議の会費は、5月末で徴収を終了。ニュースの定期発行は6月で中止する」と書かれていたため、「店じまいするつもりか?」「議長発言と方針内容が違う」など批判の声が相次いだ。 二瓶議長は「みなさんの意見は正論。この提案は削除する」とし、共闘会議は「200人の雇用確保に向けて全力を挙げる、6/23のJR東の株主総会に行動を展開する」などが、全会一致で確認された。 また会場発言の中で、今回の政治和解を拒否した6人について、言及があった。「6人は党派系列も4つに及び、多様であること。横浜人活訴訟の2人は、“暴力事件をデッチ上げられた上に不採用にされ、絶対にも汚名を晴らす”と裁判継続を決意している。この事件はJRの犯罪性をはっきり示すもので、かれらをサポートすることは、200人の雇用確保にもつながると思う」というものだった。 総会後、パーティ形式の懇親会があった。四国から参加した闘争団の中野勇人さんは、「私は雇用先の第一希望はJR北海道、第二希望はJR四国と書いた。絶対にJRに戻る決意だ」と語り、大きな拍手を浴びた。(M) Created by staff01. Last modified on 2010-05-30 10:51:46 Copyright: Default |