「ナヌムの家２」上映集会を開催

レイバーネット、いつも読ませていただいております。
さて、このたび以下の企画をいたしました。

*********************************** 旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画<消せない記憶>神奈川 *********************************** ＜以下、概要＞３月２８日（土）１８時３０分～、男女共同参画センター横浜（JR戸塚7分）「ナヌムの家Ⅱ」と韓国挺身隊問題対策協議会の最新のドキュメンタリーを上映、ソウルの「戦争と女性の人権博物館」着工式報告をセットで開催します。３月８日、ソウルの西大門前で「戦争と女性の人権博物館」が着工されます。これは、毎年次々と亡くなっていく元「慰安婦」のハルモニたちの苦難の歩みを記録し活動を顕彰するものです。完成後は、ソウルにまたひとつ、戦争と差別に抗して集う人たちの出会いの場、フィールドワークの拠点ができることでしょう。ところが、土地借用を許可したソウル市に対し、光復会など、民族運動殉国烈士の遺族会から、抗議が寄せられたのです。いわく「民族の聖地である西大門独立公園に慰安婦の記念館が出来ることは烈士への名誉毀損」だと・・・。その主張の中には、性奴隷にされた女性への蔑視、被害を「民族の恥」とするねじれたナショナリズムを感じずにはおれません。第一には、日本政府に対し一刻も早い、補償を伴う公式謝罪、真相究明と歴史教育を求めるものですが、一方でソウルに少しでも声援を送るべく、建設費カンパニアをします。状況については「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会HPをご覧ください。 http://www.whrmuseum-jp.org ３月２８日（土）　午後６時３０分開映

会場：男女共同参画センター横浜（フォーラム）

TEL 045-862-5050　　横浜市戸塚区上倉田町435-1

（JR・横浜市営地下鉄戸塚駅下車7分）

お問い合わせ：

＜消せない記憶＞神奈川実行委員会

℡　０９０－１７０３－８７２９　

参加費：　１３００円

★ボランティアスタッフ募集中！★

✿韓国挺身隊問題対策協議会製作の最新ドキュメンタリー（20分）も同時上映

✿✿３月８日の世界女性デーに、ソウル市西大門で行なわれる、「人権博物館」の＜鍬入れ式＞の模様も、記録写真などで報告します。

『낮은 목소리2』　　原題:『ナジュン　モクソリ（低い声）２』　邦題:『ナヌムの家Ⅱ』

변영주(ビョン・ヨンジュ) 監督　1997年製作　フィルム版71分、韓国DVD版　56分

＊＊本上映会は、ビョン･ヨンジュ監督、DVD販売者韓国独立映画協会、及び、

日本国内配給権者（株）パンドラのご理解、ご協力により、韓国版DVDを用いて上映いたします。

＜作品解説：株式会社パンドラHPより　http://www.pan-dora.co.jp/movie/detail.php?id=13＞

戦時中、戦時性奴隷にされていたハルモニ（韓国語でおばあさんの意味）たちが「ナヌムの家」（韓国語でわかちあいの家という意味）で共同生活をする様子を撮った映画『ナヌムの家』（95年）は、韓国国内はもとより日本・オーストラリア・ヨーロッパなどでも紹介され、人々の心に強い印象を残した。その後「ナヌムの家」そのものがソウル市内から田園地帯に移転し、ハルモニたちから「また映画を撮らないか」との誘いを受けて、ビョン・ヨンジュ監督は続編の製作にとりかかった。
新しい土地でハルモニたちは畑を耕し、鶏を飼い、キムチを漬け、家の運営についての会議をする。そこには彼女たちの日々の暮らし、笑い、涙もケンカもある。そして時折、決して忘れることのない体験を語る。
この続編からは、ハルモニたちが偏見と苦渋に満ちていた人生を克服し、社会との新たな関係を作り始めていることが見て取れる。裡に澱のように沈み固まってしまった悲しみを、希望に転換させ、人生を創造的に生きようと、彼女たちは新たな次元を歩み始めた。笑い泣きながらも、見た後は静かで深い余韻が残る作品である。

＜ＤＶＤ（韓国版）概要＞
製作・販売: 韓国独立映画協会　2007年4月発行（直接購入）

韓国語音声、字幕付き: 韓/日/英(On/Off可)　日本語字幕翻訳･監修: 難波浩二

本編時間: 98/56/77分　ＤＶＤ３枚組＋ブックレット1冊　

『낮은 목소리』 (英題: The Murmuring) 1995
『낮은 목소리2』(英題: Habitual Sadness) 1997
『숨결』(英題: My Own Breathing) 1999

★★★「戦争と女性の人権博物館」建設支援ご協力お願いします。★★★

韓国挺身隊問題対策協議会（挺対協）が2004年から計画・推進してきた「戦争と女性の人権博物館」。06年8月にはソウルの西大門独立公園内に敷地を確保、いよいよ09年3月8日に着工式を迎えようとしていますが、ここに来て光復会など独立運動関連団体が反対運動を繰り広げています。「民族の聖地」である西大門独立公園内にこの博物館を建てることは「殉国先烈に対する名誉毀損」だと言うのです。光復会をはじめとする独立運動関連団体が博物館建設に反対している状況で、ソウル市がひるむことなく、今後も建設の推進に協力するよう求める署名活動、建設費支援カンパ活動にご協力お願いします。
＊署名用紙はhttp//www.whrmuseum-jp.orgからダウンロードできます。

「戦争と女性の人権博物館」韓国語サイト　 http://www.whrmuseum.com/

「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会サイト　http//www.whrmuseum-jp.org

★★３月８日、ソウル西大門「人権博物館」鍬入れ式に、参加しよう！★★

★★本上映会の収益は、すべて、韓国挺身隊問題対策協議会を通じ、

「戦争と女性の人権博物館」建設費用として、カンパされます。★★

主催：　旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画＜消せない記憶＞神奈川実行委員会

共催：　女性映画を見る会