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LNJ Logo 新刊「父とショパン」紹介〜在日三世ピアニストの想い
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佐々木有美です。

新刊の紹介です。

在日三世でピアニストの崔善愛(チェ・ソンエ)さんが執筆した『父とショバン』(影書房)がこのほど出版された。在日の人権活動家であった父・崔昌華(チォェ・チャンホァ)さんの足跡と、自身の生きてきた道を綴っている。
「在日に生まれたからといって在日のこころがわかるわけではなかった」と善愛さんは書いている。歴史を知り、指紋押捺拒否で国家と対峙するなかで自身の背負っているものが何かを発見していった善愛さん。淡々とした叙述だが、日本という国家の罪の重さをわたしたちにつきつけてやまない。(影書房 TEL 03-5907-6755)

以下、影書房 http://www.kageshobo.co.jp/よりーーー

崔善愛(チェソンエ) 著
父とショパン

“この悲しみはどこからくるのか……”
「二度と戻れないかもしれない」という想いを抱いて
祖国を離れたショパンと父・崔昌華(チォェ・チャンホァ)。
「再入国不許可」のままアメリカに留学したのちに
日本国から永住権を剥奪されたとき、著者の胸に、
二人の悲しみが深く響いてくる。
在日3世のピアニストがつづる国家・民族・音楽への想い。

               JanJanにて書評掲載!
四六判上製257頁 2000円+税
ISBN978-4-87714-394-7


Created by staff01. Last modified on 2009-01-21 16:27:34 Copyright: Default

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