文化の力感じた〜「朗読劇とうたの夕べ」アンケート紹介 | |||||||
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12月6日に行われた憲法寄席「朗読劇とうたの夕べ〜日の丸君が代をめぐる情景」アンケートをまとめました。17通と数はそれほどでもありませんが、中身の濃いアンケートでした。みなさん、この企画の意図をきっちりと受け止めてくださっているのがよくわかりました。「文化の力」ですね。(佐々木)
―――――――――――――――――――――― アンケート結果(回収 全17通) ●全体としてすごくよかったです。 ●どれもすばらしく「来て良かった!」と思いました。特 に朗読劇は、朗読なのにお芝居を観ているような気分でした。楽し く観させていただきました。こんな素晴らしい朗読劇、もっともっ とたくさんの人達に見せてあげたいと思いました。落語も歌も様々 な形で「憲法」について考えさられるものだったと思います。この ような活動をされている人達がいること、実際に体験させていただ きとても嬉しくなりました。ありがとうございました。感謝してい ます。本当に来て良かった。(S) ●「文化」の力が弱まっているという問題意識で企画され たというこの会、一味ちがうもよおしでとても興味深かったです。 さそっていただいてうれしかったです。河原井さんに感謝です。私 は、聞いている人に投げかけられた表現としてとても良かったと思 います。「落語」はちょっとオチが短絡的な感じがしました。「う た」は感動しました。ことに「石ころのうた」!! ぜひ又聞きた いです。ひとりひとり「目のあるいしころ」となり「火種」になっ ていきましょう。「日の丸あげて」のブラックユーモアが笑えない 状況になっているのを会場のチラシで知ってびっくり。「かなしい 日の丸」のちみつに練り上げられたセリフに敬服! 疋田さんの発 言にも感銘を受けました。権力が「種まけばかってに育つ」、コワ イですね。別の意味で種をまいていきましょう。根津さんの「ひき さがれない自分」への思いにも感銘しました。河原井さん、ほんと にコトバがいのちだよね、と共感しました。集会に出ただけではダ メ。自分の場にもちかえっていくことですね。ありがとう!(O) ●全体のプログラムが大変よくつくられていました。(O) ●(前略)しかし面白かった! 意外におもしろかった! 赤川次郎なんて単なるユーモア作家だと思っていた。しかし「権 力」というもの、「敵」というものの真の姿にしっかりせまってい たと思われます。がんばってください。幸小の校歌、はらしま小学 校校歌、「かなしい日の丸」面白かった。(K) ●この朗読劇、深く考えさせる良い出し物でした。 ●日の丸に対するゆがんだ思いが反対する側にもあると思 う。日の丸を「ほこり」を持てるような存在にしなければいけない のかなと思いました。そうしないと若者とは共感できないだろう。 ●印牧さんの歌の迫力に感動しました。イベントを楽しみ に来て真実を知るという良い企画でした。共通の出し物を見てトー クするとはすばらしいですね。全体的に楽しかった。ありがとうご ざいました。ご苦労さまでした。(H) ●日の丸を振って皆が兵隊を送り出したーというのは本当 か。当時、軍事工場での争議もあったし、いかに徴兵をのがれよう かと、沢山の工夫も行なわれていたと聞いた。徴兵検査で手や足を 自分で折ったり、「しょうゆ」をいっぱい飲んで「病気」になった りしたという。もっと実際を調べたほうが良いと思う。風刺とか皮 肉とか、おもしろい面も必要である。まじめすぎるのか。歌もまじ めすぎる。(Y) ●よかったです。根津さん河原井さんの話が力強くてよか ったです。 ●手作りの心のこもった会だと思いましたが、参加者の年 齢は高く、若者割引を用意してくださったのに・・・と思いした。 若い人の参加している場所でこういう内容の会がたくさんできると いいなあと思います。朗読劇「日の丸あげて」は恐かった。今まで も、今も、これからも権力は、自分たちの意思を通すために何でも やるという恐怖だ! 国の本来の姿を切り取った朗読劇は、頭ではわかっていたつもりだ が感覚までゆさぶられた。演劇(文化)の力はすごいと思った。現 実はこう闘ったというテーマをという声があったが、日の丸・君が 代の持つ、国家の意思の強制の実態を広く知らせる必要があるのだ と思う。 ●落語と「日の丸あげて」はとても簡潔でわかりやすかっ たです。「うた」は、「前を向いて歩こう」みたいに皆で手拍子、 足拍子でうたえるものがほしかったです。「かなしい日の丸」、劇 ふたつは疲れてつい眠ってしまいました。すみません。(T) ●「日の丸あげて」をみていて、今45歳になる娘が小学校 1・2年の時の道徳の教科書に、祭日に日の丸をあげていない家に あげるように子どもに言ってまわるという内容の文章がのっていた ことを思い出しました。当時PTAでこんな教科書を採用したことを 問題にしたことを覚えています。わたしより10歳くらい年下の中国 人(60歳前後)に日の丸を見てどう思うかきいたことがあります。 あの旗の下に行なわれた数々の日本軍の罪行を思い出すからゾッと すると言っていました。私自身は直接旗によっておそろしい目に会 った経験はありませんが、ヨーロッパの映画などでナチスのカギ十 字が画面に出てくるたびに、ギクッとし、スワッ!と身を乗り出し てみてきました。カギ十字のために被害をうけたことがない私でさ えそんな恐怖を感じるのですから、日の丸の下に身内や同胞を殺さ れた日本軍侵略下にあった国々の人はさぞかしと思い、私も2人の 子どもの入学式、卒業式には父母の立場でしたが、小中学一貫して 不起立を続けてきました。(H) ●「落語」―短かった。よくわからなかった。落ちがすと んとおちなかった。「日の丸あげて」ー以前に見たときより良かっ た。やっぱりテツジがミハシをころした理由は、わからなかった (原作の問題だと思うが)。「うた」―どれもとてもすてきな歌で した。楽器がもう少し良いといいですね。「かなしい日の丸」 −2回目です。前回よりよく伝わってきたと思うのですが、この前 はテーブルをかこんで、もう少し演劇的な舞台であった分、こなれ た感じ(?)があったように思います。どちらがいいかな? 「討 論」−心にしみました。できることをしていきたいと思いました。 (A) ●私は「溜め」と「交流」が今の社会に大切だと思ってい ます。交流の材料として、学校のことをもっと取り上げていったら よいと、今日思いました。(O) ●キーボードの音がきつすぎました。次回は普通のピアノ 伴奏でお聞きしたいです。「日の丸あげて」は現実のたたかってい る人の姿がなく不満が残りました。気持ちが悪いです。「かなしい 日の丸」は、いろいろな課題が語られよかったです。 Created by staff01. Last modified on 2008-12-09 14:22:28 Copyright: Default |