13日に社民党不当解雇控訴審判決 | |||||||
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投稿者: 松下信之
控訴審判決(9月13日)を直前に控えて、最近つとに感じることですが、裁判の勝利・敗北以上に、今回の整理解雇によって、私の20代、30代の頃の政治・運動関係の知人と、連絡がとりづらくなり、次第に「ご縁」が薄くなることに一抹の寂しさを感じます。自分が一体、何をやってきたのか?−と、振り返ることが苦痛になってきたような気がします。不当なリストラは生活破壊をもたらしますが、それ以上にその労働者のアイデンティーを蝕むことが、今さらのように分かったような気がします。ある意味、恥ずかしい限りですが、人間関係の繋がりを強制的に切られるつらさを、多くのリストラされた労働者は感じているのでしょう。過去を振り返ることが苦痛ということは本当につらいものです。人を雇用することは、労働者の人生に深く関係することを、「社会党・社民党」は主張し続けたし、そのように他人に求めてきたはずです。裁判の結果とは別に、やはり何ら誠意の感じられない「整理解雇」を断行したことで、「社会党・社民党」は「崩壊」したのかもしれません。かつて同名の書籍を発行したことで、自覚はしていたものの、どこかでそれを否定したい自分がありました。 もう一人の被整理解雇者・Kさんは、何ら根拠のない「職務怠慢・勤務態度不良」を理由にリストラされただけに、裁判では、党側は執拗に彼に対する誹謗・中傷を繰り返してきました。おそらく心の底では深くキズついているはずなのに、彼は今でも、社民党のことを「わが社」と呼んで、身内のように思っているようです。リストラされて、2年半以上も経過した今でも、「わが社」と言う労働者がどれだけいるでしょうか? 私が心配していることは、裁判の結果とは別に、裁判の終了とともに、かつて社会党・社民党と、その関連運動に対し、信念と情熱を持って活動してきた自分と、今の自分とが切り離されてしまうことです。 なぜ、私たちが裁判闘争を行うのか本当の意味を、きっと社民党執行部はまだ分からないのだと思います. 裁判闘争は13日の判決がどのようなものになるにせよ、今までの経過から考えて上告審になることは確実です。もう一人の被整理解雇者も一審の不当判決に屈することなく、控訴審へと闘いのステージを移行していくはずです。今までの温かいご支援・ご協力に感謝申し上げるとともに、変わらぬご助力を賜れれば誠に光栄です。 社民党不当解雇撤回闘争支援ネットワーク http://www.shaminto.net/ Created by staff01. Last modified on 2007-09-11 11:35:55 Copyright: Default |