4.30弾圧を許すな 8.5プレカリアート@アキバ 〜やられたままで黙ってはいないサウンドデモ | |||||||
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この夏一番の猛暑の8月5日午後、「4.30弾圧を許すな 8.5プレカリアート@アキバ 〜やられたままで黙ってはいないサウンドデモ」は、お茶の水の総評会館に200人が集まり、制服の機動隊と対峙しながら駿河台下、靖国通り、淡路町、秋葉原、湯島聖堂を通る2時間の緊張したデモを行った。
土曜日の秋葉原の多数の通行人が注視して警官も下手に弾圧できなかった。前回のメーデー弾圧(4/30)を教訓に街宣車の許可申請をして弾圧の口実を奪った。メイドのコスプレをした女性、男性も居て、赤い大きな風船が空に舞う非常に派手なデモ隊であった。
街宣車のディスクジョッキーをバックに踊りながら通行人に口々に呼びかけた。メーデーの警察弾圧を激しく糾弾した。全フリーター労働組合は「フリーターに普通の賃金を」「首を切るな」など叫んだ。この叫びを歩道の若者たちは熱心に聞いていた。商店の従業員も店を出て歩道からデモ隊の叫びや踊りを熱心に見たり、携帯電話のカメラで写していた。秋葉原電気街に来た外国人観光客も派手なデモを何事かと注視していた。多くの観客の注視に警官たちも対処に戸惑っていた。このように街頭からの熱い注目を集め、デモの宣伝効果は抜群であった。
乱闘服こそ着ていなかったが、透明のプラスティック盾を持った警官が終始デモ隊を片側で規制した。そして、歩道に多数の私服がビデオカメラを写したり数十人監視していた。また、デモ隊の後に数台のカマボコ車が続いた。こうした警備体制は70年代のデモ弾圧を思い起こさせた。
私は歩道からビデオカメラで撮影していたが、猛暑を忘れる久しぶりに緊張した若者たちのデモだった。(報告・写真:高幣真公)
Created by takaheims. Last modified on 2006-08-06 13:35:28 Copyright: Default |