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みなさま

高須です。来週、アイルランドから世界中のマクドナルドで働く労働者について国際
比較調査を行っている研究者が来日されます。国際労働研究センター主催で、以下の
通り研究会を開催します。組織化が困難なファーストフード産業の労働者の状況と組
織化の戦略や可能性について議論したいと思います。ぜひご参加を。

高須裕彦

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2006年12月

国際労働研究センター

第91回定例研究会のご案内
「カウンターの向こう側には? マクドナルド労働者組織化の国際比較」

産業構造の再編が進む中で、サービス産業が21世紀の「ワーキング・プアー」の一つ
のモデルを作り出しているのではないかといった見方が強まってきています。マクド
ナルド、ウォルマートの経営・人事管理システムが実施している作業標準化、徹底し
たコスト管理、社会保障の不備などは、低賃金労働の新たなパラダイムを作り出して
いるともいえます。

さて、今回はゴールウェー・アイルランド国立大学経営学部教授のトニー・ロイル
(Tony Royle)さんをお招きします。ロイルさんは流通産業とファーストフード産業の
グローバルな展開と労働についての調査研究を進め、1993年から2005年まで、アメリ
カ、フランス、ドイツ、スペインをはじめ、15カ国でマクドナルドの企業戦略と労働
者への影響について、参与観察を含めた国際調査を実施しています。

本研究会では、ロイルさんから国際調査とマクドナルド労働者の組織化の可能性、展
望についての報告を受けて、マクドナルドの雇用のあり方、労働過程、労働者の組織
化について積極的に議論していきたいと思います。

暮れのお忙しい時期かと思いますが、是非ご出席をお願い致します。



第91回定例研究会
日 時:2006年12月22日(金)18:00 - 21:00
場 所:法政大学市ヶ谷校舎80年館7階角会議室
    市ヶ谷駅から徒歩5分、市ヶ谷キャンパスの飯田橋側、図書館の建物
  下記サイトの4番の建物
   http://www.hosei.ac.jp/gaiyo2/campusmap/ichigaya2.html

テーマ:「カウンターの向こう側には? マクドナルド労働者組織化の国際比較」
報 告: Tony Royle さん(ゴールウェー・アイルランド国立大学経営学部 教授)
    http://www.nuigalway.ie/management/Tony%20Royle.htm

通 訳:山崎精一さん(APWSL、国際労働研究センター運営委員)
司 会:ウラノ・エジソンさん(一橋大学大学院社会学研究科特別研究員)
資料代:500円(非会員、会員無料)

著作: ・Working for McDonald's in Europe: The Unequal Struggle (Routledge
Studies in Employment Relations),2000.
・Labour Relations in the Global Fast-Food Industry, Routledge, 2001.

以 上
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Created by staff01. Last modified on 2006-12-11 11:14:04 Copyright: Default

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