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海樹です

『人らしくフェスティバル』開催

“リストラも事故もイヤだ!今JR民営化を問う『人らしくフェスティバル』”が、東 京・墨田区の「すみだリバーサイドホール」で開催された。生田卍、田中哲朗、盧佳 世、立山学、鎌田慧、中山千夏、矢野敏広、マーク・グレゴリー、神田香織、趙博の 各氏をゲストに迎え、歌あり、ビデオあり、トークありの4時間を過ごした。

 ビデオ上映は、9月8日に中野ゼロで試写会が行われる『レールは警告する』の先 行上映で、亀裂の入ったレールが生々しく映し出された。会場参加者は、亀裂の入っ たレールを目の当たりにし、衝撃を受けていた。

 トークでは、「何でも“お金”の社会は人間を分断してしまう。極端な話し、病院 で隣のベッドの人が落っこちて苦しんでいたとしても、(看護士の)会社が違えば、 『うちの会社ではないので』と助けもしないでいってしまうことが起きうる」。「台 所はお金にならない。男はお金にならない台所には入り込んでこない。だから男はだ めになる(お金になる社会ばかりにいるから人間性がより分断されてしまう)。金に ならない台所(人間が分断されないところ)を突破口にして(人らしく)いきた い」。「闘争をしている時が一番事故が少なくて安全だった。無理な回復運転はしな いという協定もあった。組合は経営から独立していなければならない」「抵抗なくし て安全はない。抵抗組織が無くなると必ず事故が起きてきた。三池炭坑でもそうだっ た」などといった発言が相次いで出た。

 また、中山千夏氏が、国家を叱る歌、『こ?ら国家』を紹介し、「こ?ら国家!皆で 叱ろう!こら!国家!」と自ら歌唱し(写真上)、会場を沸かせた。

 鉄建公団訴訟は9月15日に判決が出される(東京地裁民事36部、103号法 廷、13時30分、裁判長・難波孝一)。この裁判の判決は、当事者にとって重大な 意味を持つ裁判であるばかりでなく、今後の日本社会の将来を揺るがしかねない重要 な意味を内包した裁判でもある。9・11選挙とあわせ、判決の行方が注目される。

cubacomm@mail4.alpha-net.ne.jp Mori Miki 杜 海樹(片柳悦正)


Created byStaff. Created on 2005-08-29 11:20:09 / Last modified on 2005-09-08 06:17:40 Copyright: Default

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