例会感想〜小さな尼崎事故 | |||||||
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松原です。 例会の感想はいろいろありますが、ここではひとつだけ。 ディスカッションのなかで、元フリーターで100円ショップで働いた経験のあるMさ んが以下のエピソードを紹介しました。 「100円ショップでは夜中の0時〜1時の間に、納品のトラックが毎日来ることになっ ているが、あるとき1時に間に合わず延着してしまった。そしたらその運転手はあ せったのか、パニックになってしまい、荷物を道路にぶちまけてしまった。道路は 通行止めになるし、片づけの仕事で大変な状態になってしまった」 というもの。私はこの話を聞いてこれは「小さな尼崎事故」だと思った。ジャスト インタイムで管理されている労働者は、たえずストレスを抱え、ひとつ間違えると 大事故を起こしてしまう。 こういう働き方をさせられている人が、いま日本には蔓延している。規制緩和・民 営化はそれをもたらし促進しているわけだが、こうした実態をいろんな形で訴えて いくことが大切だと思った。 またディスカッションの中でも出されたが、「24時間店が空いていることは便利で いい」といった「消費者感覚」を刷り込まれている私たちの認識も考え直す必要が あるだろう。 Created byStaff. Created on 2005-08-24 11:22:46 / Last modified on 2005-09-08 06:19:40 Copyright: Default |