IMFがフィリピントヨタ問題を報道 | |||||||
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IMF(国際金属労連)がIMF NewsBriefs No.11/2005
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=111&l=2&nbid=5363
でフィリピントヨタ問題を報道しました。以下はその翻訳です。
フィリピントヨタ労組を支援する会とフィリピントヨタ労組は当初からIMFに
支援を求めて来ましたが、IMFもトヨタの態度にあきれ果てようやく腰を
上げたようです。 現在進行中の争議での、労働組合の権利が会社によって侵害されてきたフィリピ ンのトヨタの工場において、IMFは、労働者と彼等の組合にとって満足のいく解 決を模索している。 フィリピン発: 労働者側勝訴の最高裁の決定と国際労働機関(ILO)の裁定が 出されているにもかかわらず、トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイショ ンは、今もなおその工場の労働者の基本的権利無視しつづけている。 トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエイ ション(TMPCWA)は、最初1999年2月に、工場における交渉団体としての承認を 求めたが、この動きは会社からの猛烈な反対を受けた。2000年10月に承認された ので、TMPCWAは会社に団交申入れを提出した。 会社は、またしても組合の承認に対し不服申立を行い、政府は、この問題に関し て聴聞を行うことを指示した。このような事態の急変に驚いた労働者は、聴聞の 開かれている間、平和的抗議行動を行った。 これに対して、会社は、平和的集会への参加を理由に、227人の組合の執行委員 と組合員を解雇するとともに、64人の組合員を30日間の出勤停止にするという処 分に出た。一方、政府は、再度TMPCWAを団交団体として承認することを確認し た。 組合は、2001年3月、原職復帰を要求してストライキ行動を行った。このストラ イキは、結局、警察官と警備員によって暴力的に蹴散らされ、政府の労働関係委 員会が争議の調停に乗り出すところなり、結論として会社の申立を認容した。 そこでTMPCWAは、ILOに提訴し、ILOは、2003年11月、会社は労働者の、結社の自 由の権利および団体交渉の権利を侵害していると、裁定した。フィリピン最高裁 もまた、組合を勝訴させた。 これらの裁定にもかかわらず、会社は組合を承認することを拒否し、労働組合活 動を理由に解雇した労働者を復職させようとせず、団交協定の交渉を怠ってい る。 IMFは、TMPCWAの労働組合としての基本的権利をトヨタに承認させるため、 TMPCWAの努力を全面的に支持しているが、会社の反組合的姿勢にはあきれ果てて いる。 IMFは、フィリピンの組合と労働者にとって満足のいく解決を見出すため、日本 の下部組織と協議中である。 [2005年8月10日]AG Created byStaff. Created on 2005-08-20 11:48:43 / Last modified on 2006-05-20 05:25:18 Copyright: Default |