<今井明・写真館>これが平成の出征兵士の始まりか | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
●今井明・写真館(2002年12月) これが、平成の出征兵士の始まりか2002年12月16日早朝。アメリカ海軍横須賀基地に停泊中のイージス艦「カーティス・ウィルバー」の船首部分に星条旗と旭日旗が掲げられ、その横に日本語で「ご武運をお祈りします」と書かれた横断幕があった。艦上に整列したアメリカ軍兵士たちが見送る中、海上自衛隊のイージス艦「きりしま」が中東に向かって出港した。アメリカ海軍は「イージス艦同士の姉妹艦なのでやった」と説明。自衛隊側は「日米協力のエールと思う」というが、アメリカ軍が「武運・・」という横断幕とともに兵士が自衛隊艦船の出港を見送ったのは初めてのことである。 その言葉を記憶にとどめたのは、昭和のニュースフィルムを見てからだと思う。出征兵士を送る万歳の歓声とともに打ち振られた幟に印された“武運長久”の文字。広辞苑によれば“武運”とは「戦の勝負の運命」とある。戦場に向かう者に用いられる言葉に他ならない。これが、平成の出征兵士の始まりか・・・・ ヨコスカ平和船団は海上から訴えた。「自衛官のみなさん、家族のみなさん。いま自衛隊はどこに向かうのか考えてください。有事法制は自衛官の戦死をあたりまえの世の中にしようとするものです。まだ、引き返すことはできます。自衛官のみなさん、命を大事にしてください。国のために命を落とすことはもう、二度としないでください。戦場にいかないでください」 *写真・文章 今井明。 レイバーネット日本では今井さんのご厚意で適宜、写真館を掲載していきます。 Created byStaff. Created on 2003-01-11 22:12:00 / Last modified on 2005-09-05 02:59:05 Copyright: Default |