「無労組経営下のサムスン半導体白血病労働者をご存知ですか」 (韓国チャムセサンの記事)より
サムスン財閥は、無労組経営を続けるために労働組合を結成しようとする労働者を拉致、監禁、解雇、拘束した。 そして子会社の労働者28人の携帯電話を不法に複製し、死んだ人の名で、あるいは退職した女性労働者の名で、あるいは同僚の名で 位置追跡と盗監聴した客観的な事実と犯人の実名が把握され、何回も告訴された。 だが、サムスン財閥は知らないと言い逃れ、検察は時効というもっともらしい口実で結局事件を隠蔽した。
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サムスン財閥は、白血病問題が公になると客観的で透明な疫学調査による真実糾明どころか、 白血病発病隠しに汲々とし、治療費支援の名目で遺族と被害労働者を金で懐柔、脅迫し、 マスコミの報道はまるで遺族と被害労働者が金を目的にゴネているように書いて真実を隠した。 これはサムスン電子半導体工場に労働者の権利を守る自主的な労働組合がないからできることだ。 これがサムスン財閥が無労組経営を維持させる本質的な理由だ。
●全国労働安全衛生センター「安全センター情報」に掲載された資料
韓国にあるサムスン電子の工場で働く労働者の家族と友人は、有毒化学物質にさらされていた若い労働者たちにガンが集団で発生していることを発見しました。 このガンによる死亡のパターンは、米国のIBMの半導体労働者のガンによる死亡や世界各地の電子工場でのガンの集団発生とそっくりなのです。 3月6日は、サムスン半導体工場の労働者だったファン・ユミさんが白血病にかかり、22歳という若さで亡くなって3年目になる日です。 彼女の死、そして同僚たちの同じような死により、私たちは以下の事項をサムスンに要求します。
1) 半導体製造の危険性についての責任を認めてください
2) 被害者に適切な補償をしてください
3) サムスンを労働者が尊厳と敬意をもって扱われる、有毒物質のない模範的な職場にすることで、これ以上の被害と虐待を防止してください。
サムスンは、いまだにいかなる責任も認めておらず、韓国政府は労災保険の認定を拒否したばかりか、被害者の労務士を逮捕・拘禁して 一方的にサムスンの味方をしてきました。ファン・ユミ氏の家族と同僚の労働者、友人、そして多くの関係者たちは、正義を守るために パノルリム(SHARPs) (반도체 노동자의 건강과 인권 지킴이, Supporters for the Health And Rights of People in the Semiconductor industry, 「半導体製造産業で働く人々の健康と権利を守る人々」)を結成しました。
ここにSHARPsは電子産業の職業病問題を広く知らせ、この問題に関心を持つ世界中のすべての人々に サムスン(およびその他の電子企業)に問題の責任を取らせるための国際連帯運動への参加要請を始めました。 世界の人々の署名を要請しているSHARPsの要求は以下の通りです。
この請願書にあなたの一言をつけ加えて、SHARPsの活動に対する国際的な支援をお願いします。
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