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昨年「労働改悪」を防いだ民主労総、1月ゼネスト「背水の陣」

年内処理は阻止したが...1月の臨時国会と行政指針強行憂慮

ユン・ジヨン記者 2016.01.08 16:52

昨年、労働改悪立法阻止闘争を行った民主労総がまたゼネストで背水の陣を敷いた。 1月の臨時国会での争点法案強行処理と政府の労働改悪2大行政指針の発表を阻止するためにだ。 先立って民主労総は1月7日に中央執行委員会を開き、労働改悪行政指針の発表および改悪立法の国会上程が予想される1月下旬まで、ゼネスト態勢を維持することを決定した。

▲写真=ジョンウン記者

民主労総は1月8日午後2時、汝矣島の国民銀行の前でゼネスト宣言大会を開き、 労働改悪強行される1月中下旬にゼネストに突入すると明らかにした。 当初、民主労総は臨時国会最終日の今日、労働改悪法案が職権上程されればゼネストに突入する方針だった。 だが結局、労働改革法案の年内処理が不可能になり、民主労総は闘争計画を全国同時多発決意大会に変更した。

だがセヌリ党が単独で1月臨時国会を招集し、政府の労働改悪2大行政指針も今月中強行されるものと予想され、 1月のゼネストを含む総力闘争は避けられなくなった。 民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は 「民主労総と支援団体の力で労働改悪を含む反民生・反民主悪法の年内処理を阻止した。 だが一息つく暇もない。 彼らは明日から一か月間の臨時国会を招集し、争点法案を貫徹しようとしている」と声を高めた。

▲写真=ジョンウン記者

チェ・ジョンジン職務代行は 「1月も法案の通過と行政指針の発表などが予想される危険な時期」とし 「民主労総は昨日の中央執行委員会で、1月23日にソウルで行政指針無力化のためのゼネスト全国決意大会を開催するなど、 ゼネスト態勢を維持することにした」と明らかにした。

これにより民主労総は、行政指針の発表と改悪立法が国会に上程されれば即座にゼネストに突入する方針を維持し、 1月中下旬のゼネストのための動力確保に総力を上げる計画だ。 産別連盟などの民主労総の各級組織は近い将来、政府ソウル庁舎前でのリレー闘争などを展開する。

民主労総は決意文で 「朴槿恵(パク・クネ)政権の無能はまだ労働改悪を放棄していない」とし △1月の臨時国会と総選挙の前まで労働改悪立法阻止、 △労働改悪政府ガイドライン発表阻止、 △労働改悪阻止ゼネスト民衆総決起などを宣言した。

一方、この日のゼネスト宣言大会は、 ソウルと大邱、忠北、釜山、済州など13地域でいっせいに開催され、 ソウル市汝矣島での大会には約1500人の幹部と組合員が参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-01-09 15:20:28 / Last modified on 2016-01-09 15:20:29 Copyright: Default

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