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甲乙オートテック労組破壊新入社員、まだ社員寮に

偽装入社採用取り消しで労使合意しても退去せず

チョン・ジェウン記者 2015.07.08 10:40

既存労組を破壊するために偽装入社した新入社員が属する甲乙オートテック企業労組の組合員が退去に応じず、 会社の近くにある社員寮に居住し続けていることが明らかになった。

▲会社の寮から退去しない採用取消者らが寮の入口に集まっている。[出処:金属労組甲乙オートテック支会]

金属労組甲乙オートテック支会(支会)は採用が取り消された新入社員約50人が社員寮に宿泊を続けているとし、 労使合意に違反しているので摩擦が憂慮されると明らかにした。

使用者側と支会は6月23日、労組破壊新規採用者60人のうち52人に対し、 直ちに採用を取り消すことに合意した。 企業労組委員長のソン某氏をはじめとする既存の社員5人も7月中に退社措置し、 合意直後に彼らの出勤を禁止することにした。

この合意で使用者側が元警察と特戦司令部、用役出身の新入社員を採用し、 複数労組設立支援などの労組破壊工作をした事実が確認された。

しかし採用取消者らは6月24日から7月7日現在まで2週間、 ずっと社員寮から出て行かずにいる。

甲乙オートテック支会のイ・テヒ支会長は 「使用者側は労使合意により、直ちに採用取消者らを社員寮から退去措置しなければならない」とし 「使用者側が労組破壊の傭兵として雇用し、職員らを何度も集団暴行した人々を 社員寮に置き続ける内心は何か」と指摘した。

イ支会長は「使用者側は法的に強制退去の手続きを取っているというが、 採用取消者らに社員寮の食堂で食事も提供して時間を引き延ばしている」とし 「会社がじっとしているので、支会が去る2日に採用取消者らに対し、 退去拒絶罪で警察に告訴した」と明らかにした。

使用者側が採用取消者らに対し、社員寮からの退去を命令しただけでなく、 社員ではないので寄宿舎に居住する権限がないのに退去しないのは、 刑法上の退去拒絶罪に該当すると支会は主張した。

セナル法律事務所のキム・サンウン弁護士は 「一部の支会組合員が新入社員として偽装入社した用役との物理的な衝突を理由に社員寮に入れず、 近くのモーテルで寝起きしている」とし 「住居の平穏を侵害する不法行為は根絶しなければならない」と話した。

これに関して使用者側は7日、 労務担当部長および理事など関係者らは全員「席にいない」と明らかにした。 取材のため使用者側に連絡先を残したが、連絡はなかった。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-09 04:21:23 / Last modified on 2015-07-09 04:21:23 Copyright: Default

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