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韓国水資源公社の非正規職集団解雇でハンストに突入

真冬にテント座り込み...「水資源公社が復職に動け」

チョン・ジェウン記者 2014.01.22 12:10

韓国水資源公社で清掃、施設管理業務を委託された新規外注業者から契約を解約された非正規職労働者10人が、真冬にもかかわらず集団ハンストと同時にテント座り込みに突入した。

民主労総公共輸送労組 大田地域一般支部 水資源公社支会と大田地域労働界は1月21日午後12時、大田市の韓国水資源公社本社前で記者会見を行い、解雇者復職のためにハンストに突入すると明らかにした。

また彼らは水資源公社が動いて非正規職集団解雇事態を解決すべきだと主張した。

水資源公社から清掃業務を委託された大韓民国特殊任務有功者会と、施設管理業務を委託されたトゥレビズは、昨年12月31日付で非正規職10人を再契約対象から除外した。

特に民主労総 公共輸送労組 大田地域一般支部 水資源公社支会のキム・ミョンス支会長をはじめとする支会幹部4人と、活発に労組活動をしていた組合員が解雇され、労組弾圧のための解雇ではないかという叱責が続いている。

解雇手続きと内容も問題だ。新規外注業者は非正規職労働者と2〜3分間の短い面談で「審査の結果、良い便りを伝えられず申し訳ありません」 という携帯メッセージで解雇を通知したり、勤労契約締結の意思も確認しなかったと知らされた。

また水資源公社と用役業者の双方が契約書と確約書等を通じ、間接雇用非正規職労働者の雇用継承を合意したにもかかわらず、非正規職集団解雇事態が発生したと支会は主張した。

水資源公社支会が集会、断髪、国会議員面談などをしても事態解決の兆しが見えない。支会の抗議の末、水資源公社と支会は1月6日に面談を行ったが、やはり特別な解決は出てこなかった。大田地域の労働界の関係者は「水資源公社は、非正規職労働者の雇用を保障するために努力すると言葉では言い、解雇者復職のために動こうとしない」と話した。

こうした状況で、水資源公社支会組合員、解雇者などが自発的に断髪をしている実情だ。

キム・ミョンス支会長は「水資源公社で短ければ数年、長ければ十数年働いた間接雇用労働者を古草履のように捨てた」とし 「今回の解雇事態は間接雇用労働者の雇用不安を端的に示すもので、間接雇用労働者の未来がかかっているので命がけで戦う」と話した。

キム支会長は続いて「2012年に政府が発表した非正規職保護指針はどこに行ったのか」と吐露し 「今回の解雇事態はこの指針を正面から違反している」と批判した。

民主労総のイ・デシク大田本部長は「共にハンスト座り込みをする気持ちで見守り闘争する」とし 「雇用継承合意を破る水資源公社を糾弾する」と声を高めた。

記者会見文で民主労総 公共輸送労組 大田地域一般支部は「水資源公社非正規職の集団解雇は、結局水資源公社にしか解決できない」とし 「元請が直接動いて集団解雇問題を解決し、解雇者を全員復職させることを要求する」と明らかにした。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-23 20:18:17 / Last modified on 2014-01-23 20:18:17 Copyright: Default

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