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韓進重工業前、『物品搬入』をめぐり警察とデモ隊が衝突

民主労総、集中決意大会を開催...「旧正月までに解決できなければ決断する」

ユン・ジヨン記者 2013.02.02 18:51

民主労総は2月2日午後2時、釜山韓進重工業影島造船所の前で集中決意大会を開 き、会社と政権に事態の解決を要求した。この過程で警察と集会参加者が衝突 して小競合いになり、1人の組合員が連行された。

民主労総の組合員約2千人はこの日、韓進重工業影島造船所に足止めされている チェ・ガンソ烈士の遺族と支会の組合員に物品を渡すために正門からの進入を 試みたが、警察側に阻止された。

この過程で警察は催涙液を発射し、警察と集会参加者の間で小競合いが起きた。 午後4時頃から始まった衝突は、連行者1人が釈放されるまで続いた。民主労総 のペク・ソックン非常対策委員長と金属労組のパク・サンチョル委員長、韓進 重工業支会の組合員の代表団などは小競合いの末に工場に入り、ふとんなどの 物品を渡した。

この日の集会で韓進重工業支会のチャ・ヘド支会長は「今工場の中では死守隊 の仲間たちが公権力の侵奪に備え、24時間巡回査察を強化している」として 「使用者側が責任持って事態解決に動かなければ、私たちも闘争を回避しない」 と強調した。

民主労総のペク・ソックン非常対策委員長は「今日の集会は、単に宣言をする 場ではなく、闘争の戦意を固める場」とし「旧正月までに事態が解決しなければ、 民主労総は決断をする」と強調した。

金属労組のパク・サンチョル委員長は「一番恐ろしいのは、国家や政治権力で はなく、われわれの固まっていく慣性」とし「もう殺すなと言わないようにし よう。われわれが戦わなければ、死は続く」と声を高めた。

またチェ・ガンソ烈士の夫人イ・ソナ氏は「事態を解決する主体は会社なのだ から、会談に応じて欲しい」とし「警察と用役を動員して何とかしてみような どと考えず、対話に出てくれ」と訴えた。

なおこの日の決意大会直前の1時50分頃、『整理解雇、非正規職、労組破壊緊急 対応非常時局会議』は緊急記者会見を行って、韓進重工業側に事態解決を要求 した。彼らは「今からでも趙南鎬(チョ・ナモ)会長が出てこなければならない」 とし「158億の損賠を直ちに取り下げて、遺族への謝罪で人間的な道理を尽くせ」 と強調した。

続いて朴槿恵(パク・クネ)政権にも「朴槿恵大統領当選者も立場を明らかにす るよう要求する」とし「もし韓進重工業と朴槿恵当選者がどうしても旧正月前 にチェ・ガンソ烈士の意を尊重しないのなら、生きている私たちは烈士の意を 尊重し、悲壮な覚悟で闘争を始める」と警告した。

なお集会の参加者は連行者が釈放された後、午後6時頃に自主的に解散した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-03 00:07:07 / Last modified on 2013-02-03 00:07:08 Copyright: Default

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