起亜車非正規職 特別交渉に突入

27日に顔合わせ...30日、所下、光州、華城社内下請分会が決起大会

起亜自動車の労使が非正規職正規職化特別交渉(以下 特別交渉)を始めた。起亜 自動車労使は8月27日に特別交渉顔合わせを行った。今回の特別交渉は、起亜車 支部と所下、華城、光州の社内下請3分会、そして起亜車と下請の代表者が参加 する。

支部は「元下請4主体が参加する交渉は初めての試み」とし「実質的な内容なく 交渉を回避してはいけない」と明らかにした。社内下請分会は△すべての社内 下請労働者の正規職化、△これ以上の非正規職使用禁止、△非正規職に対する 構造調整、転換配置禁止を特別交渉要求とした。

▲8月30日、起亜車所下里工場本館前で起亜車支部の所下、光州、華城社内下請分会組合員が非正規職正規職化争奪シュプレヒコールをあげている。［出処:金属労組カン・ジョンジュ］

起亜自動車支部の所下、華城、光州の三社内下請分会は、8月30日の午後2時、 起亜車所下里工場本館前で決起大会を開き、使用者側に特別交渉に誠実に臨む よう要求し、非正規職正規職化闘争の決意を集めた。この日午前11時に2次特別 交渉が行われた。まだ交渉で会社は要求に対する立場を提出していない。

この日の決起大会でチェ・ジョンミョン金属労組副委員長は「まだ会社が提示 案を出していないが、われわれの闘争の意志次第だ」とし、「使用者側が新規 採用というせこいやり方で不法派遣を認めなければ、金属労組の全非正規職の 怒りに直面するだろう」と警告した。

起亜車支部のキム・ジンギョム副支部長も「正規職の交渉が終わっても、社内 下請の仲間たちの闘争を終わらせない」とし「今回の特別交渉で、非正規職 労働者たちの念願の正規職化を実現しよう」と強調した。

三分会の交渉委員と組合員も正規職化争奪と解雇者復職など、核心要求争奪の 闘争をすると決意を明らかにした。チェ・フン光州社内下請分会長は「三つの 分会の組合員の団結した闘争と、現代起亜非正規職、そして元下請の共同闘争 で、今年は必ずこの戦いに勝利しよう」と声を高めた。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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