「現代車非正規職拉致暴行、鄭夢九会長が責任を」

24日現代車包囲の日、蔚山に集結

現代車非正規職労働者が現代自動車の不法暴力事態に現代車の鄭夢九(チョン・ モング)会長の責任を要求している。

8月18日に発生した現代自動車蔚山工場での非正規職労組幹部拉致、暴行事件に 世間の関心が集まっているが、現代車非正規職労働者と『非正規職ない職場と 社会作り共同行動』は23日午前、良才洞現代自動車本社前で記者会見を行って 「非正規職拉致テロの責任者を全員拘束し、鄭夢九(チョン・モング)会長が テロの責任を取れ」と要求した。

共同行動は現代自動車使用者側が大法院の不法派遣判決を認めず3000人の新規 採用と拉致テロなど暴力を続けていると批判した。共同行動は「非正規職労働者 の要求を受け入れなければ社会的な怒りに直面する」と警告した。

だが現代自動車使用者側は拉致暴行議論が大きくなると「社内施設保護のため 不法ストライキを扇動したり正規職労組と交渉を妨害する非正規職労組役員と 常任執行委員13人に対し、18日に退去を要請した。社内出入が制限された解雇 労組員が退去要請を拒否したので会社の外に連れ出した」とし、拉致・暴行を 否定しているという。

記者会見に参加した白基玩(ペク・キワン)統一問題研究所長は、鄭夢九(チョン・ モング)会長を「暴力を振るうならず者」という激しい表現まで使った。白所長 はチョン会長に労働者に対する暴力をやめ、即刻不法派遣の労働者を正規職化 しろと要求した。

青年ユニオンのハン・ジヘ委員長も「社長のセクハラと性暴力、脅迫に勝てず、 自ら命を絶ったアルバイト労働者の姿と現代自動車非正規職労働者の姿が重な る」と話した。ハン委員長は「二つの事件で、非正規職の問題、労働者の人権 問題が深刻な水準になっていることを実感した」とし「非正規職労働者の問題 は社会的な責任であり、非正規職労働者は自分の正当な権利を得なければなら ない」と主張した。

非正規職ない職場と社会作り共同行動は記者会見文で「現代車非正規職労働者 の闘争を積極的に支持し、連帯する」と明らかにした。共同行動は「非正規職 労働者の拉致とテロの責任者を拘束し、不法派遣を認め、すべての社内下請 労働者の正規職化を緊急な共同行動課題にする」と今後の計画を明らかにした。

共同行動は、現代車非正規職労働者闘争を支援するために24日、『現代自動車 包囲の日』を企画して蔚山に向かう。共同行動は『包囲の日』で社内下請労働者 の全員正規職化と拉致暴力事態の責任者拘束処罰を要求する。

一方、現代自動車は記者会見が開かれた良才洞社屋前の大型の看板を隠し、 マスコミの露出をはばかるような姿を見せた。現代車社屋を写そうとする記者 も警備用役職員に阻止された。天主教正義具現全国司祭団のチャン・ドンフン 神父は「拉致して暴行する獣のような人たちだと思っていたが、まだ恥は知っ ているのは幸いだ」とし「手遅れになる前に気をつけろ」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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