「SJM関連の経済人総連の主張は虚偽」

金属労組、13日ウン・スミ議員室と反論記者会見

京幾道安山のSJMの暴力的職場閉鎖に関し、韓国経営者総協会(下経済人総連)が 最近、経営陣を保護するために虚偽の主張を行い物議をかもしている。金属労組 (委員長パク・サンチョル)は8月13日午前、国会でウン・スミ民主統合党議員と 共に記者会見を行い、経済人総連の主張に細かく反論した。

経済人総連は8月9日に発表した『立場』で、キム・ヨンホ金属労組SJM支会長が 韓国外大を卒業した後、偽装就業した労働活動家だとし、不純な目的で産業の 現場を混乱させる活動家だと烙印した。だがキム支会長は一日も韓国外大に通っ たことがない。労組はこれに関し「経済人総連の主張は虚偽の事実に基づいた 思想論争」と反論した。

SJM支会のストライキが不法だという経済人総連の主張も偽りだ。経済人総連は 8月9日、「(労組側が)調整手続きが始まる前の5月12日から残業特別勤務拒否に 突入」したとし、労組が先に不法を行ったかのように主張した。だが、支会は 通常通りの勤労を集団で拒否する決議をしたり指示をした事実はない。通常の 勤務ではない残業特別勤務を個人の意思で拒否することは法的に何の問題もない。

▲労組に職場閉鎖措置を知らせず奇襲的に用役を投入した会社は、職場閉鎖後12時間ほど後の7月27日の昼に職場閉鎖公告を貼り出した。［出処:金属労組キム・サンミン］

経済人総連は、労組が職場閉鎖の事実を事前に知って7月26日の夜10時から無断 で工場を占拠したとも主張した。労組はこれについて「経済人総連が主張する 7月26日の夜10時は労働者が働いている時間」とし「勤務時間に工場にいることが 占拠だと主張すること自体がナンセンス」と明らかにした。

また労組は「団体協約にどちらか一方が行政官庁に争議発生を申告をする時は、 相手方に通知することになっているが、会社は労組に何の通知もせず奇襲的に 用役投入と職場閉鎖を断行した」とし「退勤時間後に一部の労働者が会社に 残ったのも、用役集結の噂を聞いて状況を共有するためだった」と強調した。

経済人総連と会社は、職場閉鎖と用役の投入が「労組が工場を占拠したため、 生産施設および会社の器物を損壊し、重要な経営機密を流出させる行為を止め ようとする不可避な措置」だと抗弁したが、これも偽りだ。すでに事件当時の 動画や写真でわかるように、生産した製品を投げて破壊したのは労働者ではなく 用役だった。しかし会社と経済人総連は、労組の機密流出や器物損壊について、 どんな根拠も提示できずにいる。

労組とウン・スミ議員は「SJM経営陣が世論が不利になり、経済人総連会員会社 ではないのに経済人総連に虚偽の情報を提供し、挽回しようとありったけの力 をふりしぼっている」とし「根拠のない主張の乱発をやめなければ、さらに大 きな社会的非難を免れない」と警告した。また経済人総連にも「誤った情報に 基づき、その偏狭で古い態度を固守しようと事実を編集、歪曲する行為をやめ ろ」と要求した。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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