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無争議妥結金100万ウォン? 「われわれは金の奴隷ではない」

[寄稿]ユソン企業支会4時間ストと勝利決意大会後、双竜車焼香所へ

イム・ソンウ(金属労組大田忠北支部) 2012.07.26 09:17

深夜労働撤廃を要求して闘争し、1年過ぎた今も使用者側の職場閉鎖、用役や 公権力の投入、御用労組設立などの過程を味わい、民主労組の弾圧が深刻な ユソン企業支会の組合員がまたストライキ闘争を始めた。

[出処:金属労組大田忠北支部]

7月24日、ソウル市三成洞のユソン企業ソウル事務所の前は4時間ストライキに 突入し、上京闘争を始めたユソン企業の労働者でいっぱいになった。

昨年の闘争で、ユソン企業使用者側だけでなく元請社の現代車も介入し、李明 博大統領まで年俸7千万ウォンを口にして弾圧したユソン支会は途方もない苦痛 を味わった。ストライキ後に現場に復帰してから、会社の介入で御用労組がで き、民主労組への弾圧ははるかに露骨になった。

御用労組は管理職まで動員して多数を占め、2012年に代表として交渉を行い、 最近、団体協約を改悪して交渉を終えた。彼らは数十年間、組合員が血の汗を 流して作ってきた大切な団体協約を一瞬で破壊した。

金属労組ユソン支会は、まだ2011年賃金交渉を行っている。使用者側は交渉の 妥結より、これを口実に金属労組脱退と御用労組加入の推奨を続けている。さ らに『ストライキをしなければ一人100万ウォンずつ無争議妥結金を払う』とか 『今回のストは不法なので懲戒する』という文書を送るなどの脅迫と懐柔をし ている。

闘争が1年を越え、容易ではないのも事実だ。苦しい戦いが続いている。しかし ユソン企業の組合員は今も堂々と闘争をしている。甘いアメのような無争議妥 結金の誘惑を振り切り、金の奴隷になることを拒否した。今年の金属労組全面 ストライキ闘争にも、動揺なく参加し、24日も4時間ストを行い、堂々と上京闘争 を行った。

ユソン支会の組合員はソウル市三成洞のソウル事務所前に集まり、連帯単位と 共に闘争勝利決意大会を開いた。この決意大会で、また組合員は資本の奴隷で はなく、堂々たる労働者として闘い抜くことを決議した。

[出処:金属労組大田忠北支部]

[出処:金属労組大田忠北支部]

決意大会の後、ユソン支会組合員は牙山支会はJW支会決意大会へ、嶺東支会は 大漢門双竜車焼香所へと場所を移動し、闘う労働者との連帯も忘れなかった。 深夜労働撤廃のために1年以上闘争を展開しているユソン労働者が整理解雇闘争 の象徴である双竜車労働者を訪問して弔問をし、意義ある連帯を実現した。 ユソン嶺東支会の組合員は集団弔問で22人の双竜車整理解雇犠牲者を追慕し、 共に最後まで闘うことを宣言した。一番つらい戦いを続ける仲間との連帯を 一生懸命実践したのだ。

現在、ユソン企業ソウル事務所の前では、ユソン企業解雇労働者のテント座り 込みが行なわれている。昨年、闘争を理由に会社は27人の労働者を解雇した。 地方労働委員会、中央労働委員会とも、解雇は不当と判決したが、まだ復職 できない。

解雇労働者は復職問題だけでなく、深夜労働、元請社の支配介入問題を提起し、 テント座り込みを続けている。彼らは国会、現代車本社前の1人デモをはじめ、 国会議員との面談などを展開してユソン企業のユ・シヨン社長を国政監査に 立たせるよう努力している。

解雇労働者のテント座り込みは今後も続く予定で、毎日午後7時にはキャンドル 文化祭が開かれる。特に毎週火曜は集中連帯キャンドル文化祭が開かれる日で、 多くの連帯同志を待っている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-27 09:29:19 / Last modified on 2012-07-27 09:29:25 Copyright: Default

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