韓国:MBC、これからは報道闘争だ | |||||||
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MBC、これからは報道闘争だ懲戒-組織改編解決なく戻った報道闘争、ストライキ隊伍維持がカギ
イ・ジェジン記者 | jinpress@mediatoday.co.kr
MBC労働組合がストライキを暫定中断し、業務復帰後にキム・ジェチョル社長と の第2ラウンドを予告している。条件のない業務復帰により、キム社長体制は 守勢に置かれるという予想にもかかわらず、ストライキで示した組合員の公正報道 闘争と国民の世論を考慮すれば、容易ではない戦いになるという展望が優勢だ。 まずMBC経営陣は、労組の執行部だけでなく、一般組合員の懲戒を強める可能性 が高い。業務復帰後にストライキ代替人員と持ち場が重なり、変更できない 報道局所属のスタッフを中心に3次待機発令者リストを確定するという噂もある。 MBC労組によれば、報道局所属の代替人員は50人ほどになる。MBC労組は直ちに 彼らを孤立させる戦略を取ることに意見を集約した。労組は、彼らがMBCストが 公正報道のためであることを知りながらMBCに入るのは、最低の良心と道徳性も ないものと判断している。MBC経営陣はしかし、彼らとの雇用関係により、報道 人員として活用を続ける意向を明確にしており、彼らとの対立が業務復帰後の 公正放送報道の障害に作用する可能性が高い。 ストライキでは、キム・ジェチョル社長の退陣と公正放送、放送正常化という 大きな名分が重要だったが、業務復帰後の第2ラウンドでは、公正報道をめぐる 力比べが激しく展開されそうだ。組織改編問題を解決できない状況で「不当」 な指示が続けば、その拒否があちこちで起きるからだ。 キム・ジェチョル社長が16日の役員会議で「文化放送の局長、部長は公正放送 の原則を守ることに最善を尽くすべきで、放送に政治を入れてはいけない」と 強調した理由も、業務復帰後に起きる指示拒否の事態には徹底的に懲戒をしろ という命令と解説される。 これに対しててMBC労組は、局長政策発表会を実施し、不当指示申告センターを 運営するなどの対策をたて、不当指示に対する集団対応を予告した。 MBC労組は編成と報道民実委の機能を強め、積極的にでるという不公正、不公正 報道の監視をする計画だ。MBC特報も現在のように発行を続け、公正報道闘争の ニュースを知らせ、特に毎週月曜には定期総会を開き、闘争内容を共有して、 業務復帰後も戦線を維持し続ける計画だ。 ただし、キム・ジェチョル社長体制のしっかりした組織体系の下で報道闘争が 力を発揮するかどうかは、状況を見なければならないという指摘だ。 キム社長は、4月に時事教養局を時事制作局と教養制作局に分け、報道制作局を 解体し、編成製作本部傘下の時事制作局に統合する組織改編を断行した。当時、 こうした改編をめぐり「報道制作局が何とか守ってきた僅かな自律性と告発機能 を無力化させる意図」という分析があるが、業務復帰後もMBCが意図するように 動く保障はない。 特に業務復帰後、時事番組潰しをするという展望が優勢で、公正報道の最後の 砦として〈PD手帳〉が公正報道闘争の象徴になる可能性も少なくない。 MBC労組は「ペ・ヨンギュPD手帳チーム長は最近、キム・ヒョンジョン局長に 『PD手帳のPDのうち2人は待機発令させ、残りは命令休暇を出す』と報告した」 と伝えたが、現在のPD手帳製作スタッフ10人のうち1人は停職、5人は待機発令 を受けており、残る4人にも製作から手を引かせる措置だ。MBC経営陣は未確認 の発言だと釈明した。だが、これまで時事番組のアイテム削除、不放事態など を見ると、少なくともPD手帳をはじめ時事マガジン2580、100分討論など代表的 なMBCの時事番組が正常化するまでには長い時間がかかりそうだ。 大統領選挙が目前になり、敏感にならざるをえない政治家の報道に対する公正性 をめぐっても、MBC経営陣と労組の一勝負が予想される。 特に本来は映像編集部で映像副局長が持っていた映像編集権が報道局編集3部に 変わり、報道本部長と報道局長が実質的な映像編集権を得たことで、政治家の 映像編集についての議論が高まりそうだ。 MBCのあるカメラマンは「映像編集権が報道本部長と報道局長に渡ったのは公正 放送に直結する問題」とし「大統領選挙の時に映像を歪めて不公正報道で編集 する事態が起きかねない」と展望した。一例として大統領候補者などの動向 ニュースの場合、記事だけでなく映像のイメージは効果が大きいが、特定の 政治家に有利な映像編集が行われるという指摘だ。 MBC労組は何よりも、業務復帰後もストライキの過程で見せた単一隊伍を維持 できるかが第2ラウンドのカギと見ている。 チョン・ヨンハ労組委員長は「現在は団結が重要だと思う。混乱した番組も変 えるには団結が重要で、団結することで闘争の終結が速まる」と強調した。 入力:2012-07-17 11:11:29 公開:2012.07.17 11:31:22 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-07-17 23:27:22 / Last modified on 2012-07-17 23:27:23 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |