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金属労組韓国GM支部、ストの砲門を開く

事務-現場職初の共同スト…錦湖タイヤ支会も循環スト

カン・ジョンジュ(金属労組) 2012.07.11 09:24

韓国GM支部(支部長ミン・ギ)が2012年の金属労組全面ストライキを前に、闘争 の火ぶたを切った。支部は7月10日、昼夜間組とも三時間の部分ストを行った。 そして支部はこの日午後2時、富平工場前の交差点で昼間組組合員5千人を集め、 支部争議対策委出帆式を開いた。

▲韓国GM支部争対委出帆式とストライキ宣布式の最初に旗入場式が進められた。支部旗に続き支部争対委議長と委員が舞台の前に入った。[出処:キム・ソヌン(金属労組)]

この日は特に韓国GM支部の歴史で初めて現場職と事務職が共同でストライキを 行い、一つの場に集まる日でもあった。韓国GM支部と韓国GM事務支部に分かれ ていた二つの組織が昨年11月に統合した後、成功させた初めてのストライキだ。 事務職組合員の場合、特に初めてのストライキでもあった。

この日の出帆式でミン・ギ支部長は「今年、争対委が初めての闘争指針として 全組合員の三時間ストライキを決めた後、今日いよいよ事務職と現場職が共に 戦う威力がどんなものなのかを、私たちが見せている」とストライキに参加する 組合員たちを促した。

続いてミン支部長は「昼間連続2交代制争奪と差別政策撤廃、そして会社の長期 発展の展望樹立、および事務職労働者団体協約適用争奪などを勝ち取る時点が まさに交渉妥結時点」と強調した。ミン支部長は「会社はまだ四つの要求のど れも受けられられないと言うだけだ」が、「ここに集まった仲間がいる、全く 恐れることなくしっかり闘い、私たちの要求必ず勝ち取ろう」と決意を表明した。

イ・チャンフン韓国GM事務支会長も「事務職が最初にストライキをして現場職 と同じようにストライキ闘争をする歴史的な場」とこの日の闘争の意味を説明 した。イ支会長は「今年のストライキは人間らしく生きるという、労働者の権利 を守ろうとする宣言」とし「事務職と現場職が一緒に戦い、必ず勝利しよう」と 強調した。

▲韓国GM歴史で初めて現場職と事務職が共同ストを行い、ミン・ギ支部長とイ・チャンフン事務支会長は「事務職と現場職が現場職と事務職が一つになって、必ず2012年闘争に勝利しよう」と決意を新たにした。[出処:キム・ソヌン(金属労組)]

支部は5月17日の顔合わせを始め13回にわたり会社と賃金団体協議交渉を続けて きた。だが会社は昼間連続2交代制の施行は難しいという立場を初め、労組の要求 に対する提示案を提出しなかった。支部争議対策委は12日の3時間部分ストを また行う計画だ。続いて支部は金属労組1次全面ストの日の13日に四時間ストを 続ける予定だ。支部はストライキを行う3日間、残業拒否も併行する。

同日、光州全南支部の錦湖タイヤ支会(支会長イ・グァンギュは)も午後12時30分 から会社に対して誠実交渉を要求し、勤務組別で2時間の循環警告ストに突入した。 支会は2011年に設立された企業別複数労組への対応などを理由に今年は金属労組 より早く交渉に突入し、今まで16回会社と交渉を行った。支会は、△ウォーク アウトを理由に削減および返上した賃金の原状回復、△解雇者の原職復帰、 △非正規職撤廃を会社に要求しているが、会社はまだ受け入ていない。支会は 2日から二日間、ストライキ賛否投票を実施、在籍者の82.78%の賛成でスト権を 確立した。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-11 17:25:32 / Last modified on 2018-04-05 11:03:01 Copyright: Default

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