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ユソン企業労組、ソウル野宿座り込みに突入

28日忠南-大田忠北支部、三成洞、ソウル事務所前で闘争宣布式

カン・ジョンジュ(金属労組) 2012.06.29 14:59

ユソン企業の労働者が上京闘争を始めた。6月28日、ユソン企業牙山支会とユソン 企業嶺東支会がある忠南支部、大田忠北支部の組合員たちはソウル市三成洞の ユソン企業ソウル事務所前で『ユソン企業労働弾圧粉砕のための金属労働者 総力闘争宣布式』を開いた。ユソン企業支会の組合員たちは、△労働弾圧中断、 △解雇者復職、△完成車支配介入粉砕、△深夜労働撤廃を要求してこの日から ソウル事務所の前で無期限の野宿座り込みに突入した。

▲6月28日、金属労組忠南支部、大田忠北支部の組合員がユソン企業ソウル事務所の前で金属労働者闘争宣布式を開き、労働弾圧中断と解雇者復職などを要求した。[出処:ユソン企業支会]

ユソン企業支会は昨年の5月、すでにユソン企業の労使間で合意した昼間連続2 交代制施行の約束を破り、職場閉鎖と労組弾圧を行った。組合員は現場に復帰 したが、現場弾圧は続いている。当時の闘争を理由として懲戒解雇された27人 の解雇者も、まだ現場に帰れない。6月25日の地方労働委員会に続き、中央労働 委員会でも彼らの解雇は不当と判定されたが、会社は不動の姿勢だ。解雇者は 『ふくろう闘争団』という名で闘争を行なっている。

ユソン企業牙山支会のホン・ジョンイン支会長は「労働者を解雇して民主労組 を抹殺しようとするユソン資本の本拠地にきた」とし「天下に資本のあくどさ を知らせる闘争をする」と上京野宿闘争の意味を説明した。ユソン嶺東支会の ホン・ワンギュ支会長も「この前、忠北地域で深夜労働をした一人の労働者が また過労死で死亡した」とし「ソウルに来たのは私たちの事業場勝利のためだ けでなく、全国で深夜労働を撤廃し、労働弾圧を防ぐため」と強調した。

▲ユソン企業支会の組合員が6月28日からソウル事務所の反対側の路上で無期限野宿座り込みに突入した。[出処:ユソン企業支会]

ユソン企業支会のパク・チャンシク忠南支部長は「今日は忠南と大田忠北地域 の労働者がユソン資本に警告しに来た」とし「資本が私たちの要求を拒否し続 ければ、金属労組忠清圏の労働者は7月13日の全面ストより大きな闘争を行う」 と警告した。キム・ギドク大田忠北支部長は「私たちの闘争でユ・シヨン社長 を拘束させ、ユソン労働者が命がけで叫んできた深夜労働撤廃を必ず勝ち取る」 と意思を確かめ合った。

だがこの日も会社は建物入口のシャッターを下ろし、支会が渡そうとしていた 抗議書簡も受け取らなかった。この日の決意大会も、会社はソウル事務所前で あらかじめ集会を申告し、反対側の道で進めなければならなかった。ホン・ジョ ンイン支会長は「会社は門を堅く閉め、警官を立たせて対話自体を拒否してい る」とし「彼らが耳と口を開き、支会の要求を受け入れるまで闘い抜く」と 決意を明らかにした。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-01 23:09:01 / Last modified on 2012-07-01 23:09:06 Copyright: Default

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