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双竜車無給者「重要なことは支援ではなく工場復帰」

学資金支援、就業斡旋は世論...「まず合意の履行を」

ソン・ジフン記者 2012.06.18 16:45

双竜自動車無給休職者などが、復職対策のない使用者側の一方的な支援方案の 発表に反発している。

双竜自動車無給者委員会は6月17日午後、国会正論館で記者会見を行って「無給 休職者は使用者側と工場復職のため、一回の協議も対話もなく、合意の主体、 当事者が抜けた実体のない合意は認められない」と明らかにした。

双竜自動車使用者側は6月13日に『双竜車労使無給休職者支援方案合意導出』と いう報道資料を言論に配布した。報道資料で双竜車使用者側は「労使が長い間、 深い議論をして、無給休職者などの生活苦の負担を減らす実質的な支援方案を 用意した」と明らかにした。

しかし使用者側が発表した『無給休職者支援方案』は、協力業者への就職斡旋と 協力業者に就職した時の復帰加算点の付与、学資金支給などが核心内容で、 無給休職者などの工場復帰対策についての内容はない。

[出処:双竜自動車無給者委員会]

無給者委員会は記者会見で「無給休職者の問題は、工場への復職という約束の 履行の問題で、協議の対象ではない」とし「使用者側は3年経った今も工場復職 という約束の履行より、見かけの良い『支援方案』という言葉で問題の本質を 歪めている」と主張した。無給者委員会は、また「使用者側が無給休職者など にとって最も切実なのは学資金だという言葉で世論を糊塗しているが、455人の 無給休職者にとって最も切実なことは工場への復帰」と付け加えた。

使用者側が支援方案を発表する前、双竜自動車の社内機関誌『参加と役割』は、 組み立てラインが残業と特別勤務にもかかわらず、生産量が販売量に比例しな いという事実を伝えた。無給者委員会はこれを「今すぐ無給休職者と解雇者、 非正規労働者を工場に復職させられることを確認させる」と主張した。

無給者委員会は「構造調整が会計操作により徹底的に計画されたことが確認さ れ、その真実を糾明する政治的、社会的な動きが広がっている。このような時 に導出された無給者処遇改善とは、それこそ世論を逸らすもの」とし「(使用者 側が)実効性のない口先だけの対策ではなく、実質的な工場復帰に対する具体的 な計画を提示し、総合的な対策を出せ」と主張した。

彼らは記者会見文で、△無給休職者即刻復職、△双竜自動車と企業労組が結ん だ一方的合意の不認定、△22人犠牲者の名誉回復と対策樹立の要求を発表した。

2009年、労使合意の時に無給休職者は2010年8月6日付で工場復帰を約束受けたが 現在、使用者側は合意を履行していない。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-19 01:07:19 / Last modified on 2012-06-19 01:07:21 Copyright: Default

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