コルト座込場、用役がショベルカー動員して撤去を試みる

「侵奪止めなければ『共に歩こう』コルトに向かう」

6月16日早朝、コルト楽器仁川市富平の座込場に用役職員がショベルカーを 前に立てて入ってきた。

用役職員はショベルカーを使い座込場に入り、コルト組合員を引き出した。 これについて警察は合法的な手続きを理由に阻止すると、「財産権を保護する」 と抗議したという。

9時30分頃、ショベルカーの運転手が「良心的にできない」として帰り、 10時現在、用役職員と組合員が座込場の前で対峙している。

双竜車氾国民対策委のイ・チャングン組合員は、本人のツイッターで「(希望と 連帯の日『共に歩こう』が予定されていて)ソウルに視線が集中している暇に コルト資本が機会を狙った」とし「コルト事業場の侵奪を今すぐ中断しなければ、 方向がコルトに変わることをコルト資本は明確に知るべき」と明らかにした。

SNSでコルト座込場の侵奪を知らせる内容が急速に広がり、報道機関と連帯単位 の集結を訴えている。侵奪が知らされた午前8時には富平近くの連帯単位が続々と コルト座込場に集結していると言う。

コルトは整理解雇以後1900日以上、闘争を続けており、2月には大法院から不当 解雇判決を受けたが、まだ工場に帰れないまま座り込みを続けている。

▲工場の前で待機中の用役職員［出処:ツイッター(＠ngo7979)］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。