本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:金属労組、7月全面ストライキに突入
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1339602346865St...
Status: published
View


金属労組、7月全面ストライキに突入...「現代車、まだ正気ではない」

非正規職、整理解雇撤廃など掲げて7月13日、20日に全面ストライキ

ユン・ジヨン記者 2012.06.13 16:58

金属労組は午後2時、良才洞現代起亜車の前で決意大会を開き、深夜労働と 非正規職、整理解雇、労働悪法撤廃のための全面ストライキ闘争を宣言した。

特に現代自動車は2年以下の一時勤労者1564人を解約し、直接雇用期間制で 再採用するという方案を発表したが、これを批判する声も高かった。

8月2日から適用される改正派遣法によれば、勤労者派遣の対象業種ではない 製造業で1時間でも働けば直接雇用義務が発生する。そのため労組側は会社が 『不法派遣直ちに雇用義務制度』を回避し、短期間派遣労働者を直接雇用契約職 として再雇用し、自由に解雇しようとする窮余の策を出したと反発している。

金属労組のパク・サンチョル委員長は「現代自動車はまだ正常な感覚ではない」 とし「労働者弾圧がさらに強まっている状況で、今年われわれは闘争を止める ことができず、現代、起亜、韓国GM、マンド支部などが全面ストライキを決断 した」と明らかにした。

続いてパク・サンチョル委員長は、「企業支部を中心に、7月13日と20日、二回の 全面ストライキを行い、現代、起亜、韓国GMの交渉が8月を越える場合、15万の 金属労働者が共に闘争に立ち上がる」とし「12日の執修練会でもこうした内容を また決議した」と明らかにした。

これにより7月、現代、起亜、韓国GM、マンドなどの企業支部を中心として、 元下請労働者が全面ストライキに入り、金属労組は組合員80〜90%がストライキに 突入すると見通している。

現在、金属労組は△昼間連続二交代制施行による労働時間短縮と雇用創出、 △元下請の不公正取り引き根絶と財閥中心の経済体制克服、△不法派遣非正規職の 正規職化、間接雇用撤廃闘争、△労働法全面再改正による労働基本権争奪を 2012年の金属労組の四大要求として提示している。

一方、今回の決意大会には現代、起亜、韓国GMなどの完成車正規職、 非正規職労働者をはじめ、約1000人の金属労組組合員が参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-14 00:45:47 / Last modified on 2012-06-14 00:46:02 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について