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従軍記者イ・ジンスク、キム・ジェチョルのために戦う理由

[インタビュー]MBC企画広報本部長「司法府の判断を待とう…キム社長の辞任はない」

イ・ジェジン記者 | jinpress@mediatoday.co.kr

MBCストライキが130日を超えたが、労使双方は初めての対話も行われていない。 使用者側は業務復帰命令をした後、これに応じない者に大規模待機発令措置を 行い、労組は社内だけでなく与党の要人も接触してキム社長退陣の声を伝えている。

ストライキの核心当事者であるキム・ジェチョル社長も姿を隠してしまった。 言論はキム社長の行きつけの風呂屋にまで訪ねて行って、インタビューし、 彼の宿舎の前で待ちかまえて突発インタビューをした。だが公式のインタビュー ではない以上、彼の口からすっきりした立場を聞くのは難しかった。

メディアオヌルはキム・ジェチョル社長の立場を聞くために、何回も公式な インタビューを提案したが「現在のところキム社長は立場を述べるのは難しく、 インタビュー記事が出れば労組に攻撃の口実を提供しかねない」と強く憂慮 する回答が戻った。

キム社長のインタビューが失敗し、キム・ジェチョル社長の口と評価される イ・ジンスク企画広報本部長にインタビューを提案した。5日後に回答がきた。 条件がついた。ストライキに関する使用者側の立場を十分に反映してくれという 条件だった。

イ・ジンスク本部長は、2003年にイラクの戦場で6mmカメラを持ち東奔西走した 「記者」イ・ジンスクと、現在の自分は違わないとし、キム・ジェチョル社長の 不正疑惑に関し、自分で取材した内容を積極的に説明した。

イ・ジンスクMBC企画広報本部長/イ・チヨル記者truth710@

特にキム社長の不正疑惑に関し、公営放送社長職わ遂行する事実上の資格がない という主張にも語調を強めて「全く事実無根だ。労組の主張が事実なら、全く違う キム・ジェチョル社長が誕生したのだ。(主張のとおりなら)公営放送の社長が 内縁の女と不倫をしていることになるが、それを本当のキム・ジェチョル社長に かぶせて出て行けというようなもの」と不快感を表わした。

彼女は社長退陣要求にも「責任を取るべきことがあれば責任を取るだろう。 (労組が告訴告発した事件は)司法府の法的判断を待てば良い」と自信を持って 話した。イ本部長は、ストライキ事態を政界が解決しろという指摘にも「なぜ 外に行って手を広げるのか」という強い表現を使い、反対の立場を明確にした。

インタビューは6月11日、MBC 10階の本部長室で1時間以上にわたり進められ、 この日、使用者側は再審請求の結果、パク・ソンホ記者会長の解雇を確定した。 6月1日の35人に続き、34人に追加で待機発令措置をした。

以下はイ・ジンスク本部長と一問一答だ。読者の正確な判断のために全文を掲載する。

あいにく今日はパク・ソンホ記者会長の再審請求結果発表がある日だ。使用者側が対話をしようといいながら、懲戒措置をするのは事実上、対話の意志がないのではないかという指摘がある。

「対話と懲戒は別の問題だ。懲戒とは今までの行動の責任を問うものだ。例えば 6月1日に(労組が)会社に対話をしようという文書を送ってきて、会社の対話の門は 今も開いており、対話を望むのなら対話が可能だという答を送った。その立場には 変化がない。もし対話が始まっても、今までの行動がなくなるのではない。 社規違反があり、会社という組織に悪影響を与えたのなら、その責任を取るのが 当然だ。正常な組織なら責任を問う過程が必要だ」。

戦場でも対話と協議にはいれば敵対行為を中断するのが常識だ。懲戒措置はむしろ対話を防げるという憂慮がある。

「対話の門が開かれても、言わば対立状態がなくなるのではない。会社は何度も 対話をしようといったし、4・11総選挙の前にはかなり前向きな提案をした。 だが労組が拒否した。公式の接触もあり、裏の水面下の接触もあったが、結果に 現れなかった。不幸なことは、今も接点がないという点だ。何度も業務復帰を しろといった。視聴者に最も重要なことは番組だ」。

(使用者側は1月30日ストライキ開始以後、2月28日にパク・ソンホ記者会長を 解雇懲戒し、3月5日にはイ・ヨンマ広報局長を、4月に入ってチョン・ヨンハ 委員長とカン・ジウン事務局長を解雇懲戒した。4月の総選挙の後も辞令を含む 組織改編を断行し、続いて5月30日にはパク・ソンホ記者会長に再び解雇措置を した。)

ストライキは文字通り仕事を止めて使用者側に圧力わかける労働者の最後の手段だが、訳もなく労組に業務に復帰しろというのは矛盾ではないか。

「それがもし合法的なストライキなら、その通りだ。労使間の接触で望みが 成就しなければ、最後の手段がストライキだ。合法ストライキなら、そうなら その通りだが、(今回のストライキは)不法ストライキだ」。

▲イ・ジンスクMBC企画広報本部長/イ・チヨル記者truth710@

公正放送毀損と製作自律性の侵害という今回のストライキの名分も、解釈によっては十分に合法ストライキの範疇に入るという解釈もある。

「労働関係法上、不法と解釈できるが、報道機関の公正放送の実現条件も勤労条件に当たると言葉を変えた」。

チョン・ヨンハ委員長など労組幹部5人に対して二度令状が棄却された。棄却理由では労組執行部の「業務妨害容疑」について裁判所が「争う余地がある」とし、今回のストライキの合法性についても根本的な問題を提起した。

「争う余地があるということで(労組は)ストライキの正当性を認めたと解釈している。 争ってみれば良い。法院の判断で令状を棄却したのは日目でも同じで、 ご存知の通り不拘束捜査をしろというような意味で判決をした。会社でも言わば 5人の執行部が証拠隠滅の恐れがなく、逃走の恐れがなく、拘束をしないという それ以上でも以下でも解釈していない」。

今日の午前、突然使用者側特報で、キム・ジェチョル社長が2014年までの任期を満了し、絶対に社長退陣の要求は受け入れないという立場を表明した。はっきり表明した背景は何か?

「(労組は)ほぼ2週〜3週、この一か月間、キム社長退陣しか残っていないというのが 主要なトーンだった。(辞任説に関して)労組側は与党の有力要人ということを 話している。今日はイ・ソギョン前法制処長のような人にインタビューをしてまわり、 その人々の言葉を引用して、与党さえも圧迫が強いという調子でしている。 とても望ましいと思わない。与党に実際にいる人、ユ・スンミン議員のような 方々がそんなことを言ったが、誰よりも権力から独立しようと言って始めた ストライキの主導者が、今になって野党圏はもちろん与党を直接訪ねて行ったり、 しきりに与党が動けと言っている。むしろ政治権力側に手を広げている。 それが望ましいのか、当初ストライキを始めた名分に合うのか訊ねたい」。

ストライキが長期化したこともあって、キム社長退陣問題が議論されるほど辞任の声があがる状況で、実際に解決できる政界の解決方案を無視しているのではないのか?

「政界が動くことが果たして望ましいか? 正しい先例か? どんな形式で動くのか? 動いても労使があって、それでは政界も具体的な指針を出せない。 願望、期待、希望、要請(のような単語)等、そういうことでしかない。 労使間で一刻も早く一歩譲歩して(ストライキを)終息させろというだけだ。 今回のストライキはMBC構成員の問題だ。なぜ外に行って手を広げているのか?」

MBCストライキが内部問題を越え、深刻な状況なのではないか。

「(MBC労組のストライキ集会に参加した20人ほどの野党の人物の写真が入った 使用者側特報を持ち上げて見せながら) MBCストライキ集会に出席した政治家を 見れば、野党の人物たちだ。本人が政治をする人で、本人の政治的目的や 利害関係が合わなければしない人々ではないか、ほとんど片方の野党の人物のような 方々だけが公正放送で、違う方々は公正放送ではないのか?」

▲イ・ジンスクMBC企画広報本部長/イ・チヨル記者truth710@

MBC放送の公正性問題に関して、政権偏向的な報道をしてきたという点で、 野党の人物がMBCストライキ事態を指摘するのは自然の結果ではないのか?

「いつの間にか与党の政治家のほとんどは今、現政界と結託して、不公正報道や 放送を黙認する勢力と言っている。真実に近くないと見られる。(野党の人物は) 公正報道の守護者で、反対側の人は勢力だと思うのか、本当に'NO'と考える」。

ストライキ事態を見る視点の差があるようだ。

「理念の二極化と思想の二極化が起きている。韓国でも中立地帯にいる国民が 相当多いと思う。思想の、理念の中産層というべきか? 表面で起きている戦いと 見れば、それこそ理念の二極化が起きているように見える。そんな次元で、 言論も責任を取るべき部分があるけれど、こちらから見ても、あちらから見ても、 中道言論といえるような言論、新聞、放送はすぐ出てこないということが、今の 現実ではないかと考える」。

では、今回のストライキの本質の公正放送毀損についてどう思うか?

「この世の中に100%公正な放送報道というものはないと思う。それでこの2年間、 MBCのすべての報道が公正だったと思うかと聞かれれば、それを評価する位置にない。 だが、公正放送を実現するために絶えず努力したと自信を持って話せる。 見解の差というものは存在する。ただし、政治部でも、社会部でも、国際部でも、 ある記事について、MBCでも他の新聞社でも、記事が出て行けばデスクが責任を 取ることになっている。デスクに権限がある。それで問題になった事のうち かなり多くのケースで、私が一生懸命取材してきたのにこの記事をなぜ 出さないのか、こんなに多くの人が公正だと同意するのに、なぜ記事を出さないのか という。だが(デスクから)見る視角一つ一つを恐らく平均を出してみれば、 はるかに重く記事や状況を見るようになると思う」。

公正放送毀損という主張の部分はデスクの判断によるというが、3月にカナダとメキシコ現地まで取材を終えた「PD手帳」韓米FTA編が放送されなかった問題はどう思うか?

「鋭く対立する事案、という慣用句がある。大部分の場合も49対51でほぼ同じ ように意見が衝突するケースだ。そこにもう一つ補えば、全く社会的に健康で 健全な議論構造が役に立たないと判断をした。(海外)取材に行く前に判断していれば もっと望ましかったが、デスクが事後にでも判断をして、出さないほうが出すより 良いという結果が出たとすれば、一足遅くてもそんな判断をするほうが 良いということだ」。

(3月12日、MBC労働組合は〈PD手帳〉キム・ヨンホPDの証言により、キムPDが 今年の新年特集企画で自営業者の没落を扱い、FTAが韓国社会の全般に及ぼす 影響を体感し、2月から本格的なFTA取材に出て、撮影まで終えたが、内部で 「選挙の争点による敏感な問題」という理由で取材中断の指示を受けたと伝えた。)

最近の例をあげてみよう。先週末、インターネットを熱くして、非難の世論が 起きた全斗煥前大統領の陸軍士官学校生徒査閲の議論があったが、MBCが短信で 処理したニュースはどう思うか?

「私が報道責任者だったらリポーティングしただろうし、29万ウォンしかない という全斗煥前大統領の孫娘の服もいくらだということもネタになるかもしれない。 あるいは出て行かないかもしれない。それがまさにデスクの判断だ。重要なことは ここでのポイントが何かということだ。(報道責任者が)全斗煥政権にいた 人でもない。きちんと批判すれば、人々が関心を持つ問題だが、ニュース バリューに関して人が関心を持つからといって、すべて記事になるだろうか? 全斗煥、虐殺者、独裁者で、多くの人を虐殺させた統治者だと言っても、 リポートをするかどうかの問題は価値判断が違う。当時の担当部長と デスクではないから(これに対するニュース報道判断は)適切でない」。

1992年の50日ストにイ・ジンスク本部長も積極的に参加したと理解している。当時も公正放送が話題だった。それで、92年のストと現在のストはどう違うのか?

「今は何かの記事が確実な特ダネで重要な記事なら、露骨に防ぐことはできない。 今の世の中自体がインターネットがあって、ツイッターがあって、匿名で 書けばその記事がとてもパワーがある記事なら、それは世に出ていく。 ファクトに基づいた記事は防げない。そうしても、バレる。デスク部長、 次長も避けられない。問題はニュースバリューの価値判断と視角の問題だ」。

歴代のストライキ中、最長期という状況で、キム社長について多くの疑惑が出ている。キム・ジェチョル社長が退陣すれば今回の問題が解決するという指摘はどう思うか。

「事実を命と思い、それこそ自然人の名誉を最後まで最善を尽くして守るべき 言論が、疑惑だけで去就や運命を決めろと主張できるか。労組が事実を 明らかにするために、背任容疑など3件の告訴告発をした。先週、令状が 棄却された時、執行部や労組の幹部支持者たちが司法府の判決を尊重するといった。 それなら告訴告発も同じだ。告訴告発をしたら待てば良い。なぜ司法府が 存在するのか。是非を分けるために、法的判断のために(司法府の判断を)待てば 良い。責任を取るべきことがあれば責任を取るだろう。本人が責任を取るべきことが あれば責任を取るべきだが、会社側で、キム社長側から見れば辞任できない ということなので辞任しないのだ」。

使用者側の放送正常化の方案は何か?

「会社側では、今回のストライキ事態をはやく解決する方案として、労組が 業務に復帰して視聴者との約束の番組を作り、忠実にすれば正常化する。 現在は正常化の方法を見る目が違う」。

労組側の疑惑提起に対し、多くの市民も公営放送の社長の資格を疑っている。

「労組側の労報(労組機関紙)が出ると、メディアオヌルをはじめ7つのメディアが 掲載し、ツイッターでぱっと広がる。われわれは会社に責任がある主体で、 放言もできず、スタンダードな標準的な話しかできない。私たちが特報を出せば 記事にならないので出てこない。外に出れば、労組に対するそんな話について なぜ会社は釈明しないのかと聞かれる。キム・ジェチョル社長が(J氏と) 不倫関係で、背任と横領をした破廉恥犯ということになっている。キム社長が 本当に悪い社長なら退陣しなければならない。ところが労組の主張が事実なら、 全く違うキム・ジェチョル社長が誕生したことになる。公営放送の社長が内縁の 女と不倫をしていて、その仮面を本物のキム・ジェチョル社長にかぶせて 出て行けと言っているのだ」。

キム・ジェチョル社長の法人カードの内訳がJ氏の動線と160回ほど一致するという主張について説明できるか。

「(イ本部長はA4一枚を持ってペンで真ん中に点を打って円を描いた) J氏から 半径3キロで(円の中を示しながら)使ったのが160回で2100万ウォンだというが、 話になるか? J氏の家から半径3キロで(法人カードを)使ったというのは勝手に 決めたものだ。MBCがある汝矣島から半径3キロは西大門駅だ。ここには食堂が とても多いが、それではこの中にいる人がみんなキム社長と内縁関係だといえるか? 半径3キロとは地方の話で、その中でご飯を食べたとすればわかるが、 ソウルで3キロといえば半径30キロ程度の広さにあたる。

キム社長がジョイント社長で入ってきて気を付けるといってゴルフもせず、 登山をしている(2010年にキム・ウリョン理事長は新東亜とのインタビューで キム・ジェチョル社長就任後に断行されたMBC人事と関連して「今回の人事は キム社長一人でしたのではなく、大きな家(訳注:青瓦台)がキム社長を呼んで 「ジョイント(訳注:向う脛を蹴飛ばすこと)」して(キム社長が)怒鳴りつけられて 行われた人事」で「今回の人事でMBC左派の大掃除は70〜80%程度整理された」と 話した)。キム社長が北漢山(労組が法人カード流用疑惑を提起した地域)に行って 降りてくれば夜10時以後に夕食になり、夜10時に決済したのだ」。

J氏に20億ウォンの仕事をさせたことも背任容疑にあたると労組側は主張する。

「(ミュージカル李陸史について、担当者名義で使われた細部支出内訳票を 見せながら)よっぽどでなければこんな数字まで出すか? 仕事の材料を集めたと いうのは、能力がないのに公演依頼をしたり、依頼しても必要以上に代金を 支払えば不正腐敗だが、違うということが細部内訳にある。また7年にわたり、 20億ウォンだ。J氏がすべて受け取ったかのように考えているが、二人が知り合い なのは明らかだが、舞踊家の崔承喜伝授者として能力があり、関連担当者と 局長が手続きをして、すべて妥当性調査をして行った。まるでMBCにはJ氏しか 国楽人がいないわけでもない。他の国楽人も数えきれない程多い」。

2003年イラク戦争に丸腰で飛び込んだイ・ジンスク広報企画部長。当時のMBC資料画面より。

キム・ジェチョル社長とJ氏の間で五松のアパートを購入した過程も釈然としない。

「J氏が五松にアパート二軒を買って、しばらく後で一戸を買い、後で一戸を売る ことになった時、(キム社長に)売ったのだ。J氏も二度会った。記者として、 きちんと釈明して調べるために、不動産専門家と二日にわたり、5時間の 取材をした結果、実定法上、何の問題もないと判断した」。

キム・ジェチョル社長の法人カード流用疑惑に関連して、イ・ジンスク本部長が クォン・ジェホン報道本部長と共にワシントン特派員として働いていた時に クォン本部長が会社の金を私的用途に使ったという疑惑を提起したのとは違う問題か?

「この場で返事するのは適切ではないようだ。あら探しの質問だ」。

クォン・ジェホン本部長負傷の議論も嘘という議論に広がり、結局ニュースを私物化したという指摘もある。ニュースの信頼性にひびが入った状況だが、ストライキ後も問題にならないか?

「全く事実ではない。本当にこんな事があるか。少なくとも、人が怪我をすれば まともな人なら『どれくらい怪我をしたのか』と聞くのが常識ではないか? 衝撃だ。労組という組織も人がするものではないか?」

17日の放送分は、労組員から直接身体的接触で傷を負ったということで、全く事実関係が違う話だという指摘だが。

「そんな事態(退勤阻止)がなければ、そうなっただろうか? 道を歩いていて、 チンピラが持っていた刀で脅され、あわてて転んで怪我をしても本人の過失か?」

イ・ジンスクMBC企画広報本部長/イ・チヨル記者truth710@

労組員から直接負傷させられたのは事実ではないのではないか。

「身体的衝撃ということには全く問題がない。人が怪我をして、20分間車が 動けなかった。ファン・ホン局長からの安否を確かめる電話を受け、 窓にライトを当てて罪人扱いをした」。

後輩の記者の中には第2のイ・ジンスクを夢見る人が多い。記者イ・ジンスクの姿だ。現在は企画広報本部長で、ストライキの最前線にいて、キム・ジェチョルの口とまで呼ばれている。二つの間隙は全くないか?

「間隙は全くない。(私が変わったというのが)当たっていると思うか? ある日突然、生きてきた方式わ変えることが、果たして可能だと思うか? 何のために、あえて悪口だけ聞いて、非難だけ受けるのに、誰かの言葉だなんだ 悪口を言われたくなければ、なぜこの道を選んだか、これが正しいと思ったからだ。 キム・ジェチョル社長でも労使関係でも、ストライキの状況でこの歳で何を望んで、 自分が変わったといった方式で無理に暮らすか」。

記者イ・ジンスクと現在イ・ジンスクのどちらが幸せだと言えるか?

「イラク戦争が起きた時、隣国の戦争をホテルで報道する苦しい瞬間があった。 当時も現在も、苦しい状況と幸せな状況がある」。

後輩の記者が3月に記者会から除名した時の気持ちは?

「最近も、イ記者と呼ぶ人が多い。冗談で『クビになったのに』と話している(笑)。 感情的に後輩を理解はする。PD協会でひとりが除名されたとき、クビになるのは 嫌だといって出て行った。私は出て行かなかった。自ら出て行くのもおかしい。 除名されたが、感情的に後輩を理解する。気持ちの良い状況ではない。 そんなものだと考えている」。

最後に言いたいことは?

「不公正な事例と言われたことも、結局は正しかったこともあり、 正しくなかったこともある。それも見る視点により違いが出る。 確実なファクトについても、違う判断をすることもある。今、労組が主張する 不公正な事例については、労使の主張が交錯した時、会社は視聴者代表が参加する 公正放送協議体を提案した。会社も大乗的に解決する協議機構を提案したのだから 戻って一緒に額を突き合わせてみよう。今年はMBCが51周年だが、これからの 百年のために共に仕事をする時だ」。

入力:2012-06-1213:16:40 公開:2012.06.1213:30:42

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


Created byStaff. Created on 2012-06-13 03:14:22 / Last modified on 2012-06-13 03:23:27 Copyright: Default

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