京畿道清掃労働者が全面ストに突入

「清掃労働者の勤務環境は13年全く同じ」

京畿道の清掃労働者たちが処遇改善を要求して無期限の全面ストライキに突入 する。京畿道の全国民主連合労働組合所属の清掃労働者700余人は11月7日午前、 平沢市庁前で『全面ストライキ闘争決意大会』を開き、8日から全面ストライキ に突入すると宣布した。

［出処:ニュースセル］

全国民主連合労組は5月から10月まで、△人員補充、△民間委託労組と合意運営 △定年差別解消、△賃上げの要求を掲げて支部別に京畿道内の15の地方自治体 との交渉を進めたが、合意ができなかった。

そのため全国民主連合労組京畿地域組合員約1500人は各地方自治体に「交渉に 誠実に臨め」と要求し、無期限の全面ストライキを決議した。

この日の決意大会後、代表団は平沢市庁でキム・ソンギ平沢市長と面談したが、 交渉は進まなかった。

面談でペ・フングク全国民主連合労組副委員長は、「要求を伝えて事情を説明 したが、市庁は検討するという返事だけだった。これまでの交渉でも、自治体 は私たちの要求事項を交渉議題として受け入れもせず、2〜3万ウォンの賃上げ だけを受け入れろといった。劣悪な環境で働く清掃労働者の要求を常に握りつ ぶした。労組ができて以来、13年間清掃労働者の環境は全く改善されずにいる」 と残念な心境を明らかにした。

先日、華城市庁を解雇された清掃労働者のパク・チュンシク氏はこの日、舞台 に上がって「市庁の中で座り、卓上行政だけをしている公務員は、劣悪な環境 で委託業者に蔑まれながら苦しく働いている清掃労働者の現実を無視している。 私たちの仕事がいかに大変で劣悪か、直接体験させたい」と鬱憤を晴らした。

組合員たちはこの日の午後4時から華城市庁に移動し、決意大会を続けた。彼らは 8日から支部別に該当官庁などでストライキ出征式を開きストライキに突入する。

全国民主連合労組と京畿地域の地方自治体は、11月15日午後2時に平沢市農業技術 センターで交渉を再開する予定だ。この時までに労組は支部別交渉を通じ、要求 貫徹と業務復帰時期などについて議論する計画だ。(記事提携=ニュースセル)

［出処:ニュースセル］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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