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MBCに続いてKBSも再ストライキを宣言

「第2のキム・インギュにKBSをズタズタにさせない」

ソン・ジフン記者 2012.11.07 13:23

MBCのストライキ再開決定に続き、KBSもまたストライキに入ると決議した。 言論労組KBS本部は11月6日午後、9日の05時を期して全組合員が全面ストライキに 入ると知らせた。

KBS本部は10月8日から12日まで行ったストライキ投票の結果、91.9%の賛成で ストライキを可決した。その後、10月31日の中央労働委員会での調整が最終的に 決裂し、合法的なストライキ要件を得た。KBS本部は「第2のイ・ビョンスン、 キム・インギュ社長がKBSをズタズタにするような歴史を二度と繰り返せない」 と明らかにした。

▲キム・ヒョンソクKBS本部長[出処:言論労組]

KBS本部では、与党推薦の理事が一方的に社長の選任を進めていることに抗議し、 キム・ヒョンソク本部長が削髪とハンスト闘争を行なっている。KBS本部はスト 再開の時期を与党推薦理事の社長選任強行処理が予想される9日午後と予告した。 野党推薦理事も声明を出し、一方的に社長を選任すれば総辞職すると明らかにした。

MBC本部も11月8日、放文振の金在哲(キム・ジェチョル)社長解任案が否決され る可能性が高いと見て、暫定的に国会環境労働委聴聞会直後の13日頃をストラ イキ再開の時期と決めた。MBCとKBSがストライキ再開を予告したことで、今年 の初めに始まった公正放送争奪闘争が新しい局面を迎えそうだ。

特にMBCとKBSは大統領選挙政局で言論掌握の意図が強まっている点を強調して いる。KBSは13日から三日間、大統領候補TV討論会を企画したが、朴槿恵(パク・ クネ)セヌリ党候補が『公平性』の問題を提起したため、討論会を取り消した。 KBS記者協会をはじめとする構成員たちは、討論会の取り消しを決めたイ・ファ ソプ報道本部長を「職務遺棄」と批判した。

▲削髪、断食座り込み長[出処:言論労組KBS本部]

KBS記者協会は声明で「朴槿恵(パク・クネ)候補が討論会を拒否し、イ・ファソ プ報道本部長が公平性などを理由に討論会そのものを取り消した論理に従えば、 朴候補が選挙を拒否すれば大統領選挙を取り消さなければならない」とイ・ ファソプ本部長を批判した。イ・ファソプ本部長は、KBS本部と記者協会が 政権の押し付け人事だとしている代表的な人物だ。

MBC本部も金在哲社長解任案の処理過程に青瓦台と朴槿恵セヌリ党候補キャンプ が圧力を加えた情況を公開すると明らかにした。金在哲社長の追加不正容疑も 公開すると知らせた。

言論界の闘争が落下傘社長退陣闘争から、政権の言論掌握糾弾、公正大統領 選挙報道闘争に広がり、市民社会の声も彼らに力を与えている。6日の午後には 言論界と市民社会界の元老が記者会見を行い、MBCとKBSの闘争に支持と連帯の 意向を明らかにした。

元老たちは時局宣言を発表し「(朴槿恵候補は)開院交渉当時、与野が合意した 通りに国会文化放送委で言論掌握聴聞会を即刻開催し、李明博政権により強引 に進められた言論掌握の実態を国民の前に細かく明らかにすることに賛同しろ」 と要求した。時局宣言は、「朴候補がこれについて明確な役割を果たさなければ 政権再創出欲だけに埋没し、不公正・歪曲報道体制と政権広報放送体制を維持・ 温存させようとしているという国民的な審判は免れない」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-07 15:22:40 / Last modified on 2012-11-07 15:22:41 Copyright: Default

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