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現代車全州非正規職、不当懲戒糾弾決意大会を開く

「労組指針に従ったことが解雇の理由か」

ムン・ジュヒョン記者 2011.05.18 14:34

ボン洞にある現代車全州工場正門の前で、5月17日、『正規職化争奪、不当懲戒 に反対する非正規職全組合員決意大会』(決意大会)が、現代車非正規職支会の 組合員300余人と正規職組合員が共に集まって力強く進められた。

[出処:チャムソリ]

労組指針に従ったら解雇?

大会発言をした現代車全州非正規職支会のカン・ソンヒ支会長は「子供が熱が 高く、早退したくても組長と班長の顔色を伺わなければならなかった。日曜も 働かなければ現場に出てくるなという声を飽きるほど聞かされた」とし「赤い 鉢巻きを巻いて闘争することがいかに大切なことか、その時に分かった。私た ちの職場に労組ができて、われわれは始めて労働者になった」として、現代車 非正規職労働者にいかに労働組合が大切かを話した。

この日の決意大会には、蔚山と牙山の非正規職労働者もいた。彼らは発言で、 現代車の不法派遣問題は連帯で解けと訴えた。

イ・ドンファン蔚山労働者は「われわれは使用者側にもの乞いしたり、何か得 ようと卑屈に暮してはいけない」と釘をさし「人間らしく現場で働くために、 われわれは解雇と上司の顔色伺いに勝って、正規職化を勝ち取ろう」と話した。

続いてキム・ホグァン牙山労働者は「司法府もわれわれが正規職だということ は認めたのに、現代車から返ってきたのは多くの懐柔、脅迫と解雇だった」とし 「私は非組合員の扇動と支会の指針に従ったことで解雇された。こんな不当な 懲戒に決して動揺しない」としっかりした覚悟を明らかにした。

命賭けで戦えば勝てる

この日はキリュン電子の労働者と金属労組、現代車正規職労働者をはじめ、 地域の連帯団体が参加して、現代車非正規職闘争に力を補った。

金属労組のキム・ヒョンウ副委員長は「04年、われわれが初めて現代車非正規職 労組を牙山工場で作ろうとした時、使用者側はナイフで労働者のアキレス腱を 切った」とし「こんな暴力に私たちは屈することなく、労組を作った。その時の 闘争心をよみ返らせ、今こそ必ず正規職化を勝ち取る時だ」と力を吹き込んだ。

キリュン電子のキム・ソヨン分会長は「頑張った奴が勝利するという言葉が私 たちの闘争スローガンだ。自尊心と命をかけて人間らしく生きるために闘う人 は必ず勝利する」と確信し、現代車非正規職労働者がしっかり闘うよう要求した。

一方、この日は現代車合弁問題で懇談会に参加するために全州に来たイ・ギョ ンフン現代車労組委員長も参加した。

イ・ギョンフン委員長は近い将来、2011年現代車団体交渉が開かれると述べ、 「望もうが望むまいが現代車非正規職問題はここで議論される」とし「蔚山、 牙山、全州、正規職、金属労組を含む5主体が虚心坦懐に討論をしよう」と 自分の考えを明らかにした。

340余人の組合員全員が懲戒された全州非正規職支会は、現在再審を請求してお り、毎日出勤闘争をしている。そして15人の解雇者と常執の幹部は現代車労組 の事務室で徹夜座り込みをしている。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-20 07:56:07 / Last modified on 2011-05-20 07:56:19 Copyright: Default


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