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「韓国労総の未払い賃金の主張は嘘」

3月まで月給支給、4月の支給は目前...

ムン・ジュヒョン記者 2011.04.26 08:32

韓国労総全北本部が4月22日午前の記者会見で明らかにした「補助金中断による 賃金未払い」の問題が偽りである可能性が提起されている。また4月21日に韓国 労総の幹部が組合員に送った携帯メッセージの内容も議論を呼ぶ可能性が高い と確認された。こうした事実はバス運行をしていないという知らせを聞いて、 臨時バス車庫のワールドカップ競技場に駆け付けた民主労総バス組合員が確認した。

「3月までの月給入金を確認」

民主労総のキム・ギビン(仮名)組合員は、「韓国労総所属の組合員に確認した 結果、3月まで月給は入ってきたことが確認された」とし「韓国労総が明らかに した賃金未払いは事実ではない」と明らかにした。

キム組合員は市内バス5社の給料日が「団体協約上10日前後だが、慣行上25日頃 に月給が入る。4月の賃金はまだ入らないのは当然」と話した。この言葉が事実 なら、韓国労総が『補助金中断による賃金未払い』を理由とする運行拒否の 正当性も失なわれる可能性が高くなった。

続いてキム組合員は韓国労総幹部が組合員に送った携帯メールも公開した。携 帯メールは「鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員が民主労総の意見を受け入れて、 ストライキが終わる」という説明と共に、出勤を拒否して韓国労総の力を見せ なければならないという内容だった。

これは、今回の運送拒否が労使政大妥協を妨害する目的という事実を証明する ことになるので、大きな波紋が予想される。

キム組合員は大部分のバスの運転手が「前日までストライキの理由を知らず、 当日現場でストライキ理由を聞いた」とし、記者会見で韓国労総が主張した 運行拒否の理由がねつ造されたものと主張した。

「韓国労総、反労働者的・非民主的なヤクザの方式」

韓国労総が午前記者会見で言及した民主労総バス労組への批判にもキム組合員 は「ばかばかしい」と一蹴した。

キム組合員は以前の韓国労総だった期の話をしながら「当時は賃金交渉がどう 変わるのかも分からなかった」とし、ただ韓国労総の幹部が締結した賃金案に ついて通知を受ける程度だったと話した。非民主的な方式は賃金交渉だけでな く、問題だったとし、こうした不満が爆発して韓国労総を脱退して、自発的に 民主労総に加入することにしたと説明した。

続いて「韓国労総の幹部は8月の賃金団体協議で自分たちの月給を70万ウォン値 上げして、組合員の実質賃金は削った」と韓国労総での不当な事も話した。

全州市、労働部はなぜ沈黙するか

一方、今回の韓国労総の運行拒否事態に関し、全州市と労働部は沈黙し続け、 バス労働者はまた剥奪感を感じなければならなかった。

民主労総運輸労組は「われわれは昨年6月から9月まで、民主労組の加入を進め、 9月に交渉要求と地労委調整申請をした」とし「正当な法的手続きをすべて踏ん だのに解決できず、労働法が認める正当なストライキに入ったのに、全州市と 労働部は不法云々と言って大騒ぎをしたのに、本当の不法の前では沈黙する」 と全州市と労働部の無対応を批判した。

労働部は、「韓国労総の運送拒否が不法ストライキに該当するのか、あるいは 集団行動なのかは検討すべき問題」と判断を留保した。それと共に「この問題 が社会的な問題になれば検討する」と述べた。ただし「ストライキは四つの要 件が必要で、今回の運送拒否は勤労条件と組合員賛否投票などの正当な手続き を備えたストライキとは見られない」と慎重な見解を明らかにした。

しかし労働部は25日、韓国労総の運送拒否は不法ではなく、集団行動だと決定 したという。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-28 09:08:40 / Last modified on 2011-04-28 09:08:51 Copyright: Default

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