「現代車は非正規職労働者を即刻正規職化しろ」

非正規職ストライキ1年...市民社会団体の正規職化要求記者会見

蔚山地域の21の市民社会団体は、不法派遣撤廃と正規職化争奪のための現代車 非正規職ストライキ1周年にあたり、11月15日に蔚山市プレスセンターで記者会見 を行い、現代車非正規職労働者を即刻正規職化しろと要求した。

現代車非正規職支会のチェ・ビョンスン組合員は、訴訟で「現代車社内下請は 不法派遣」と大法院の判決を受けた。最高裁判決の後、現代車非正規職支会の 組合員たちは、使用者側に正規職化を要求したが受け入れられなかったため、 非正規職支会は昨年11月15日、現代車第1工場で座り込みを始めた。彼らは昨年 12月9日に交渉による平和的解決のため、工場の占拠座り込みを解除したが、 現代車は大量懲戒で対抗した。

現代車は第1工場の占拠座り込み解除以後、104人解雇、1092人懲戒、187人告訴 告発、200億ウォンの損害賠償を請求した。

一方、忠南地方労働委員会は9月15日、正規職転換を要求してストライキを行い 懲戒された牙山現代車社内下請労働者の懲戒は不当だと審判した。

蔚山現代車非正規職支会は、会社側の懲戒、解雇は不当だとし、釜山地方労働 委員会に不当労働行為救済申請をしている。

記者会見に出た市民社会団体は「8月28日、鄭夢九現代車会長は非正規職の正規 職転換を無視したまま、低所得層のために5000億ウォンの私財を寄付するとい うということをした。現代車が本当のグローバル企業なら社内下請非正規職を 正規職に転換するのにかかる費用1197億ウォンをまず支出するのが順序」だと 現代車の反省を要求した。

蔚山市民社会団体と民主労総蔚山本部は「ストライキ1年になる今日、新しい 覚悟で現代車非正規職労働者の不法派遣撤廃と正規職化争奪闘争を始める」と 明らかにした。

彼らはまた「金属労組現代車支部ムン・ヨンブ支部長の『差別のない現場、 非正規職のない現代車作り運動』を積極的に支持し、不法派遣撤廃蔚山対策委 の活動を金属労組現代車支部と共に始め、非正規職のない蔚山を作ると付け加えた。

また「全国のすべての市民社会団体とも積極的に連帯して韓進重工業整理解雇 問題を解決した『希望バス』の次の行き先が蔚山になるように連帯を要請する」 と明らかにした。

記者会見文の朗読に先立ち、現代車非正規職支会のイ・ウンファ非対委員長は、 ソウル市良才洞の現代車本社前に集会申告を出すために組合員がソウルに上京 しているが、瑞草警察署には会社側の管理者14人があらかじめ並び、半月後に ならなければソウルで闘争計画を立てられないと明らかにした。

現代車非正規職支会は11月16日に現代車蔚山工場正門の前でストライキ1周年を 記念する水曜集会を開く計画で、20日に組合員総会が招集されている。(記事提携= 蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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