韓国:ソンミ山住民と弘大清掃労働者が出会った | |||||||
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『弘益財団』が結んだ縁、彼らが会ったソンミ山住民と弘大清掃労働者が出会う...『告訴告発、対話拒否』を糾弾
ユン・ジヨン記者 2011.01.25 18:14
弘益大の清掃労働者とソンミ山の住民が出会った。彼らは1月25日午後、弘益大 で懇談会を開き、闘争を励ましあって連帯を約束した。 『弘益財団』を狙う彼らの長期化闘争は、色々な面で似ている。懇談会に参加 した組合員たちは、ソンミ山住民の話を聞いて、ずっと頷きながら『闘争』と 叫んだ。弘益財団のさまざまな問題に共感、通じた。彼らが願うのも、『対話 による問題解決』だと確認する場であった。 対話拒否、告訴告発...「ソンミ山と弘大清掃労働者は似ている」ソンミ山対策委のムン・チウン委員長は「弘益財団は、ソンミ山の住民と弘大 清掃労働者との対話を拒否している」と声を高めた。現在、弘大労働者たちは 学校との対話を要求して23日間、本館占拠座り込みを続けているが、学校当局 は相変らず無返答だ。ソンミ山の住民も、ソンミ山で100日以上、テント座り込 みを続けているが、弘益財団は対話を拒否し続けてきた。 結局、ソンミ山事態が地域社会だけでなく、世論の関心を集め、ソウル教育庁 と麻浦区庁も事態解決を模索し始め、弘益財団、専門家、ソンソ小学校父兄、 対策委などが集まり協議体を構成した。だが現在のところ、立場の差を確認す るだけで、対話は遅々として進まない。 弘益財団が『対話』の代わりに持ち出したナイフは『告訴告発』だった。現在、 イ・スッキ弘益大分会長をはじめとする公共労組ソウル京畿支部幹部7人に対し、 告訴告発措置が取られている。ソンミ山も同じだ。ソンソ小学校のキム・ヨン ソク父兄は「今日弘益財団が小さな横断幕一枚と宣伝ビラを名誉毀損で告発し た」とし「委員長と教授1人に約1億7千万ウォンの損害賠償を請求した状態」と 明らかにした。 対話を拒否し、告訴告発措置を続ける弘益財団の糾弾が続いた。ムン・チウン 委員長は、「互いに額を突き合わせて話すのことが先だ、どうして告訴告発が 先になるのか」と批判し、ある清掃労働者は「そんな告訴告発を認める法院も 問題」と声を高めた。 「老人が病院に運ばれなければ財団が動かないのか」対話を排除した戦いは、衝突と負傷を呼ぶこともある。木を切ろうとする弘益 財団と双竜建設、そして木を守ろうとする住民との衝突で、住民は暴行された。 木を切ろうとした作業員の鋸で住民がアキレス腱に傷を負い、座り込み中に倒 れた木にあたり、住民2名が負傷した。それだけでなく弘益財団の職員は住民の 座り込みテントを強制的に撤去し、衝突になることもある。 こうした暴力事態の発生について、ソンミ山の住民と組合員はみんな『理事長 の固執』のためだと話す。ムン・チウン委員長は、「弘益大のある教授が情報 提供をしてきたが、学内の構成員はソンミ山や弘大清掃労働者事態の解決を望 んでいるのに、理事長の力が強く、全然身動きができないという内容だった」 と説明した。弘益大警備労働者のキム・ソンドン(仮名)氏も「理事長の固執が ひどいと聞いた」とし「私たちのような老人が削髪して断食して、続々と救急 車で運ばれなければ財団が動かないのでないのかと心配になる」と憂慮した。 財団の問題はこれだけはでない。現在、弘益大は4千億ウォン以上の財団積立金 を保有しているが、清掃労働者には最低賃金にも満たない賃金を支払いひんしゅ くを買った。また財団積立金が確保されているのに、学生の登録料でソンミ山 の敷地を買入れた。ムン・チウン委員長は「財団は、学生の登録料でソンミ山 の敷地を170億も高値で買い入れた」とし「また工事費の一部も登録料を使って いる」と明らかにした。 そのため弘益大労働者とソンミ山の住民は、互いの連帯をさらに強めることを 約束した。昨年、学校側の強要でソンミ山弘益付設小中学校建設に署名をした 弘益大労働者は、今、ソンミ山をはじめとする地域社会を守り、財団に自分た ちの権利を要求することを約束している。こうした弘大労働者の動きにソンミ 山の住民も連帯している。住民は、生活必需品の伝達をはじめとする支持訪問 を続け、ソンミ山の村共同体文化公演も企画している。ムン・チウン委員長は 「私たちの闘争で労働者も暮すことができ、木も生かさなければならないとい うことを見せよう」と決意を明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-01-26 11:48:15 / Last modified on 2011-01-26 11:48:22 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |