韓国:現代車の時間稼ぎを元下請労働者が糾弾 | |||||||
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現代車特別交渉『時間稼ぎ』に元下請労働者が声を揃えて糾弾20日、現代車誠実交渉要求集会
キム・サンミン(金属労組宣伝部長) 2011.01.21 11:02
現代車の元請・下請の労働者が、また一か所に集まった。現代車支部(支部長イ・ ギョンフン)と現代車非正規職支会(支会長イ・サンス)組合員約800人が1月20日 午後12時、蔚山工場本館前で共同集会を開き、会社の交渉引き延ばしを糾弾し、 誠実交渉を要求した。第1工場占拠座り込み解除後初の蔚山工場内での大規模な 元下請共同集会であった。 ▲20日現代車元下請組合員800名が蔚山工場本館前で使用者側の特別交渉時間稼ぎを糾弾する抗議集会を開いている。[出処:金属労組] 彼らがこの日、本館前に集まったのは、12月9日の座り込み解除と同時に始まっ た使用者側との特別交渉が、40日経っても特別な進展を見せていないためだ。 当時使用者側は、△座込場の非正規職告訴告発、損害賠償、治療費解決、 △座込者の雇用保障、△非正規職支会指導部の社内での身辺保障、△不法派遣 交渉に対する対策要求の四つの議題について、前向きに協議するといっていた。 だが1月13日に開かれた4次交渉まで、指導部の身辺保障の他は何一つきちんと 解決していない。 現代車労組のイ・ギョンフン支部長はこの日の集会で、「使用者側が決断さえ すれば簡単に解決できる短期的な課題で、時間だけが流れている」とし「無理 に押し切ろうとすれば、断固たる決断をせざるを得ない」と警告した。現代車 非正規職支会のイ・サンス支会長も「今後の使用者側態度により、今後の闘争 の様相は変わる」とし、正月前に短期的な課題を解決するよう要求した。 だがこの日2時30分から開かれた5次特別交渉でも、労使は特別な成果をあげら れず、立場の差を確認しただけだった。廃業で非正規職労働者の占拠ストを触 発したドンソン企業に所属していた組合員の雇用保障の問題では使用者側は、 相変らず主導者を除外するという立場を固守した。懲戒最小化でも、労働側は 解雇のない懲戒を要求したが、使用者側は解雇は不可避だと固執した。 ▲金属労組-現代車支部-現代車非正規職支会が20日午後、現代車使用者側と5次特別交渉を開いている。[出処:現代車支部] 使用者側は現在進行中の11件711人に対する208億ウォン規模の損害賠償訴訟も 取り下げるか最小化することはできないという立場だ。この日、使用者側は 「損害賠償訴訟は長期間が必要な手続きなので、今すぐに組合員は生計問題を 招くことはない」とし、このように述べた。ただし仮差押さえ撤回の件は、 「検討中」と答えた。 告訴告発取り下げの要求に対しては、最小化に努力するが、指導部が関わる 告訴告発の件は取り下げられないというのが会社の立場だ。治療費補償問題も、 会社側の被害も小さくないことを理由に拒否しており、不法派遣対策樹立の 要求はまだ議論もできない。 労組側はこの日、旧正月連休の前までにあと一回残っている交渉で、使用者側 が前向きな案を持ってくるよう再度圧迫し、交渉を終えた。6次交渉は1月26日 に開く予定だ。 6次交渉でも使用者側が態度を変化させなければ、非正規職労働者の2次闘争は 不可避なものと見られる。蔚山、全州、牙山の非正規職支会によれば、組合員 は旧正月以後、また会社を圧迫する闘争をしなければならないという雰囲気が 非常に強いという。特に旧正月連休直後の2月10日は、現代車不法派遣を認めた 昨年の大法院破棄差戻し審理に対する高等法院宣告公判がある日でもある。 金属労組と現代車非正規職3支会は、旧正月連休以前から現代車非正規職問題を また社会的に争点化させるため、地域で大規模対市民宣伝戦を行う予定だ。 また29日には大規模上京闘争で使用者側に圧力を加える計画だ。(記事提携= 金属労働者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-01-22 23:08:32 / Last modified on 2011-01-22 23:08:55 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |