韓国:ソウル大病院分会『労働庁糾弾』決意大会 | |||||||
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清掃、病院、バス労働者、『労組』を守れソウル大病院分会『労働庁糾弾』決意大会、公共部門労働者が参加
ユン・ジヨン記者 2011.01.13 19:55
1月13日午後4時30分。ソウル地方雇用労働庁の前には、ソウル大分会、弘益大 分会、全北バス労組など、約150人の労働者が集まった。労働庁がソウル大病院 とソウル大病院分会の間の団体協約に関与し、不当な自律是正勧告をしたこと に糾弾の声をあげるためだった。 「労働庁が労働弾圧の先頭に立っている」労働庁は昨年12月21日、病院と分会が結んだ団体協約について、1月17日までに 自主的に是正するよう勧告した。彼らが提示した5つの勧告条項のうち、4つが 労働組合活動に関するもので、△代表者および唯一交渉団体、△他団体の就任、 △組合幹部の組合活動、△交渉委員活動は違法だという判断による。 だがソウル大分会は、こうした労働庁の是正勧告は労組の自主性を損なう不当 な行為だと主張している。代表者および唯一交渉団体条項は、2011年1月現在の 時点では、事業場に適用できない規定だからだ。また彼らは「大法院の判例では、 労組専従の労働組合業務には産業別労組の業務が含まれると明らかにしている」 とし「組合幹部の組合活動、交渉委員活動もタイムオフ限度と専従者活動に 関するもので、労組が自主的に決め、使用者と自主的な協約で決めれば良い」 と説明した。 そのため公共運輸労組準備委(仮)は、労働庁に抗議を続けてきたが、労働庁は 期間内に決めなければ地方労働委員会を通じ、強制是正命令を施行するという 立場を繰り返している。これに対して公共労組のキム・エラン医療連帯ソウル 地域支部長は、「労働庁が本来の役割を忘れ、勝手に法を解釈するなど、公共 機関の労組を殺そうと必死になっている」とし「今、労働者の境遇は口蹄疫で 殺処分される動物と同じだ」と声を高めた。 また公共労組は決議文で「明確な根拠なく団体協約を是正しろというのは労組 活動そのものを否定する明白な労組弾圧」とし「14万の公共部門組合員と闘争 するすべての労働者と共に民主労組死守闘争に力強く連帯する」と述べた。 弘益大、全北バス労働者「無力な我々は団結しなければ死ぬ」公共部門労組への弾圧は新年早々始まった。12月に労組を結成した弘益大清掃、 警備、施設労働者は、1月2日に全員解雇された。12月からストライキに突入し た全北バス労働者も1月1日、公権力と用役の侵奪に耐えなければならなかった。 そのため彼らはソウル大分会への労組弾圧が他人事ではない。零下の寒い中、 決意大会に連帯した理由もソウル大分会を守ることが自分たちの労組を守るこ とだと知っているからだ。チェ・オンニョ弘益大分会組合員は「労組を認めな い学校に対し、座り込み11日目になるが、学校は総学生会を立ててROTCを動員 し、労組を弾圧して代替人材を動員している」とし「ソウル大分会が私たちの 座り込みに連帯したように、私たちも最後まで連帯して戦い抜く」と話した。 実際に医療陣を組織したソウル大分会は1月12日、弘益大の座込場に医療支援団 を派遣した。ほとんどが高齢の労働者たちが10日以上の座り込みを続けている 状況で、健康の憂慮が高かったためだ。医療支援を受けた組合員はとても疲れ て苦しい状況で多いに役に立ったと皆が話す。 チェ・オンニョ組合員は「風邪引いた人も多く、私も首がとても痛かったが、 医療陣が検査をしてくれ、薬もくれて、とてもうれしかった」とし「明日も医 療支援に来るというのでとても心強い」と述べた。続いて彼は「こうしたこと を体験しなかった時はわからなかったが、無力な私たちののようなの人々は、 団結しなければ権利を手にできず死ぬほかはないということを知った」と強調した。 ソウル上京闘争を続けている全北バス労働者も一緒に労組を守ろうと声をあげ た。キム・ヒョンド全北バス労組組合員は「資本家は不法派遣を口にして私た ちを弾圧している」とし「だが韓国労総御用労組と資本家を追い出し民主労組 の旗を守る闘争は、合法的な闘争だということはすでに証明された事実」と説 明した。また彼は「連帯の力で、同僚の手を固く握り、しっかり闘って現場に 戻り笑顔をお見せする」と強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-01-14 14:38:28 / Last modified on 2011-01-14 14:38:30 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |