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韓進重労使二日目の会合、整理解雇通知を留保

『整理解雇粉砕』金属労組嶺南圏決意大会開催

キム・ヨンウク記者 2011.01.05 18:13

韓進重工業労使が整理解雇を通知予定日の1月5日午後に二回目の会合を開いた。 労使の二回目の会合があったこの日の午後5時30分頃まで、韓進重工業使用者側 は、整理解雇リストの通知をしていない。これは前日の初会合で、社側が労使 の対話が進められる状況では整理解雇通知はできないかもしれないというニュ アンスを滲ませたことによるものと見られる。韓進重労使は5日午後5時20分頃、 金属労組嶺南圏決意大会が終わった後に2回目の対話を始めた。しかし労使対話 が円満に妥結するかは未知数だ。

▲金属労組2千人が5日午後3時『韓進重工業整理解雇粉砕』決意大会を開いた。[出処:金属労組釜山梁山支部]

労組によれば、この日の対話は社側が1月3日、韓進重工業労組(支会)宛に人材 調整労使協議開催要請の文書を送り「この席で貴支会が要請した懸案問題も共 に議論できることを期待する」と明らかにしたことで実現した。労組側も 「『人材構造調整以外は扱わない』という会社の態度変化を感じた」とし対話 に出ることにした。これにより韓進重工業支会は、キム・サンウク主席副支会 長を代表とする3人の実務チームを構成し、社側は韓進重工業のパク・スンジョ ン常務を代表とする会社側の実務チーム3人を構成、4日の午後5時に韓進重工業 会議室で5時間余りの初会合を開いた。初会合では、労使双方の立場の差を確認 する程度で終わった。この席で韓進重工業支会は、整理解雇の撤回と影島造船 所の正常化計画を要求したが、社側は相変らず人材調整が必要という立場を固 守した。

このように二日目労使協議が続き、予定された解雇通知はひとまず留保された が、いち解雇が通知されるかについての労組の信頼は大きくない。すでに2010 年2月の構造調整で、労使交渉中に社側が釜山地方労働庁に整理解雇申告をした 経験があるためだ。

一方、金属労組はこの日の午後3時、韓進重工業影島造船所社内の団結の広場で 金属労組嶺南圏幹部など2千人ほどが集まった中で『韓進重工業整理解雇粉砕! 金属労働者決意大会』を開いた。彼らは決意大会を終え、中央洞の韓進重工業 R&Dセンターまでデモ行進を行った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-06 10:16:48 / Last modified on 2011-01-06 10:16:55 Copyright: Default

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