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「ストライキ闘争はMBCの大切な資産」

[インタビュー]断食中のイ・グネンMBC本部長

言論労組/ 2010年04月30日13時24分

全国言論労働組合MBC本部の『国民の放送MBC死守』全面ストライキ闘争が4週間 を越え、さらに強まっている。

MBC本部は4月5日、李明博政権の落下傘であるキム・ジェチョル社長の退陣を要 求してストライキ闘争に突入し、29日現在、ストライキ25日目をむかえている。 27日の使用者側の業務復帰要求にMBC組合員はさらに高まった組織力でストライ キ闘争を続けていた。

イ・グネン全国言論労働組合MBC本部長も4月26日からソウル市汝矣島のMBC社屋 ロビー『民主の場所』で無期限断食座り込みを始め、29日に20人ほどの組合員 も同調断食に入った。

29日、MBC本部の組合員は、政権の落下傘であるキム・ジェチョルとファン・ヒ マンに対する出勤阻止闘争を行い、街頭宣伝戦準備とストライキ闘争勝利のた めの映画観覧をしてストライキ25日目のプログラムを共にした。

断食4日目のイ・グネン本部長と会い、インタビューをした。8つの質問を準備 したが、三つの内容にまとめた。

断食に入り、イ本部長は「人は言葉でだめで、文を書いて、それでもだめなら ば歌を歌い、歌もだめならば踊り、体で話をする」とし「飢えてこの戦いを終 わらせようとするのではなく、倒れた後に起き上がってまた闘い、それで堂々 と現業に皆さんと共に帰る」と話した。

イ本部長は「ストライキが長期化しているが、組合員の純粋さと情熱がさらに 大きく集まっている」とし「いつ闘争が終わるかわからないが、闘争過程の一 つ一つが公営放送MBCの大切な資産になる」と明らかにした。

イ本部長は「MBCを沈没させてはいけないという危機感でストライキ闘争に出た」 とし「MBCが国民の放送であることは変えられない真に守るべき価値」と強調した。

イ本部長は続いて言論労働者は韓国の言論が決して死なないということを国民 に刻印させようと付け加えた。

○ストライキが長期化している。現在MBCのストライキ動力はどうか?

−ストライキ闘争から4週になります。私は92年に初めてMBCストライキ闘争に 参加しました。現在まで色々な公正放送のための闘争がありました。政治権力 からの独立、落下傘社長退陣闘争などです。これまでの経験上(ストライキ)2〜 3週になると現実論の浮上で、闘争戦線にさまざまな悩みが発生するのを見ました。

しかし、今回のストライキは、私が経験しなかったことが起きています。時間 がたつほど、組合員が自己確信を持って集会現場に賛同しました。宣伝戦など を含み、参加度が高まり、ぜひ勝とうという信念が強まっています。驚くべき 経験です。

私はMBC構成員が持つ純粋さと情熱が集まっていると思います。各自に内在して いたジャーナリストの使命が全面ストライキの時にそのままあらわれたのです。 これがMBCの動力です。そしてさらに強まっています。非常に誇らしいMBC構成 員だと思います。

○現時点で組合員に言いたいことがあるか

−今回のストライキ闘争は、非常識で厚顔無恥な政権と放文振、キム・ジェチョ ル社長が公営放送の価値と独立を抹殺するのを見て、もう耐えられずに始まっ たのです。

MBCの価値、国民の信頼はすでに確認されたと思います。組合員がそれらを体で 感じています。今回のストライキ闘争は各組合員が自分の生の中で最も美しい 記憶に残ると思います。今まで歩いてきた道だけでもMBC構成員は英雄です。

英雄という言葉はいいかげんに使えませんが、組合員はこの時代の英雄だと申 し上げたい。誇らしい。私が誇らしいだけで終わるのではなく、この闘争がい つ終わるかわからないが、本当に大切な資産になるでしょう。公営放送MBCの資 産と底力になり、良い番組と批判が生きたニュース、真の言論MBCを耕す動力に なるでしょう。これこそが今、ストライキ闘争を支持してくれる国民の愛に報 いることだと考えます。

○国民に言いたい言葉があるか

−MBC構成員がMBCの独立を守るために、政権の広報放送になることを拒否して、 キム・ジェチョル社長退陣と公営放送MBC掌握の陰謀を明らかにすることを要求 し、全面ストライキをしました。

天安艦沈没という難しい情勢の中でもMBCを沈没させてはいけないという危機感 を持って闘争を始めました。もう1か月近くなりました。国民が支援して、声援 してくれることに重い責任感を改めて感じます。

MBCが国民の放送だということは変わらない真実です。これは私たちがいつまで も守るべき価値です。私たちを信じて声援してくれるのですから熱心に言論労 働者としての人生を恥ずかしくないように努力します。ありがとうございます。

○言論労組組合員たちには?

−言論労組MBC本部が闘争しています。私はMBCの今回の戦いは言論労組が属す る全労働者の意を代弁したと思います。各界事業場には困難があるでしょう。 皆同じく同じ水準の闘争をするのは難しいでしょう。皆私たちと意を共にして 声援していると考えます。

言論労働者が時代の使命を忘れなければ、自分の生で実現する義務を守ってい るのなら、正しい道を共に行くことになるでしょう。言論労働者たちは、韓国 の言論が決して死んでいないことを国民に刻印させると思います。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-03 13:21:51 / Last modified on 2010-05-03 13:21:52 Copyright: Default

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