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[総合]全北バス・全面スト...76人連行

「全州市長の不法ストライキ発言は偏狭な思考の極限」

キム・ヒョンジン記者 2010.12.08 10:29

[3信]民主労総全北「全州市長の不法ストライキ発言は偏狭な思考の極限状態だ」

警察、最高検察庁の再捜査の方針で76人を再捜査

午前10時頃から全北高速事業場周辺に集まっていた警察は11時30分頃全北高速 支会のストライキ現場がある駐車場を急襲し、全北高速ナム・サンフン支会長 をはじめとする46人の組合員を全州完山警察署に連行した。

現場にいた労組関係者は「使用者側はあらかじめ警察が進入する空間を準備し ていた」とし「彼らはまた組合員が出るとすぐ、約束でもしていたかのように 横断幕と労組施設などを撤去した」と使用者側の卑劣な策略を糾弾した。

午後2時に全州市庁広場で行われた全北バス労働者スト闘争勝利決意大会では、 午前中の野蛮な弾圧を糾弾する声があふれた。

[出処:チャムソリ]

キム・ジョンイン公共運輸労組バス闘争対策委員長は「腹の底から火が出るよ うだ」としばらく言葉を止め、「人間らしく暮そうとする労働者を弾圧するの を見て、公権力はやはり資本家のクソ犬」と警察の無差別連行に非難を浴びせた。

彼は「過度な労働で膀胱炎と胃腸病で苦しみ、常に事故の危険に直面している のがわれわれ労働者の現実」とし「公共の権利である移動権保障という次元で でも、ぜひ全北バスを市民のもの、労働者のものにしなければならない」と話した。

決意大会を終えた300人ほどのバス労働者たちは、また民主労総全北本部に集結 し、今後の対策を議論した。この日午前、全州徳津警察署と完山警察署に連行 された組合員76人は、午後にはほとんどが釈放されると予想されたが午後5時に 最高検察庁の再捜査の方針が伝えられ、夜遅くまで調査が延びた。

[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

一方、全州市のソン・ハジン市長は全北高速組合員が連行された12時に全北の 地域言論に「全州市民に差し上げる文」を掲載し、バスのストライキへの対応 に敏捷に反応してみせた。

だがソン・ハジン市長は「労働争議の調整対象ではない」という地方労働委員 会の行政指導決定をあげ、「不法ストライキとしか見られない」という発言で 議論を招いた。

これに対して民主労総全北本部は即刻論評して「60万の全州市民に責任がある 自治体首長の立場としては、反労働的で偏狭な視角」だと断言した。

全北本部は「団体交渉権は憲法が保障する基本権で、使用主はこれに応じる責 任がある」とし、2次調整まで交渉を怠った使用者に「行政指導」の免罪符を与 えた誤った判決を根拠に不法だと言うことはできないという主張だ。

彼らは大法院判例をあげて「行政指導を受けた事業場でのストライキは正当と いう判決があった」と指摘した。

イ・ジャンウ労務士は「調停期間が終われば調整の結果とは無関係に、正当な 争議行為だという判例」と補充説明をして「交渉微弱の責任が労働組合にない と認められれば調整中止または調整案を提示できる」という労働委員会の調整 業務マニュアルを付け加えた。

彼は「労働部が自分たちの業務マニュアルさえ無視した行政指導判決をしたの に、そんな状況も把握せず不法と罵倒した全州市長は何を考えているのかわか らない」と全州市の反労働態度に驚きを見せた。

▲警察が全北高速を占拠すると、使用者側はすぐバスで封鎖された入口をあけるための作業を始めた。[出処:チャムソリ]

[2信]バス労働者、人間らしい生を勝ち取る

警察、組合員28人連行...初期強力対応に出たもよう

10時30分、ストを始めた全北地域バス労働者闘争本部の全面スト突入記者会見 が開かれた。彼らは今回のストライキで「バス労働者の人間らしい人生を必ず 勝ち取る」と明らかにした。

これに先立ち、警察は全州市民旅客車両を阻止した労働者26人を強制鎮圧して、 徳津警察署に連行した。

こうした警察の初期強力対応について闘争本部の関係者は、「全州市が今回の ストライキを不法と規定したことで警察が無差別連行を始めたが、こうした 卑劣な弾圧に屈することなく勝利する時まで続ける」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-09 18:31:16 / Last modified on 2010-12-09 18:31:20 Copyright: Default

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