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GM大宇座込場で用役が鎌を振り回す

「警察が守るのは用役チンピラの安全」

キム・ドヨン記者 2010.12.04 23:23

『解雇者復職と非正規職の正規職化』というGM大宇非正規職労働者の切迫した 叫びに使用者側は『鎌』で応えた。

GM大宇非正規職支会、高空籠城4日目、正門アーチの上で座り込みをしている 二人の組合員に座り込み団が食事を上げる過程で、使用者側の用役が食事を 上げる綱を切ろうとして鎌を振り回すという事件が発生した。

[出処:GM大宇非正規職支会]

12月4日午後2時、GM大宇非正規職問題解決のための集中集会が終わり、座り込 み団は高空籠城を続けているファン・ホイン、イ・ジュンサム組合員に昼食を 上げようとした。いつも内容を検査する警察は、食事に混じっていた二つの マフラーに文句をつけ、「防寒用品は上げるな」と制止した。

座り込み団はこれに抗議して食事を上げ始めると、使用者側の用役4人が工場の 塀の中から3〜4メートルの棹をつないだ鎌を持って登場した。彼らはこの 『改造鎌』で何度か食事を上げる綱を切ろうとした。この過程で鎌が塀の外にいる 座り込み団と連帯団体会員の頭上で振り回されるという危険な状況になった。

[出処:GM大宇非正規職支会]

高空籠城中の二人の組合員は、このような事が起きたことに抗議する意味で、 上げられた食事を食べずに地面に投げた。二人の組合員は3日の夕方、はしご車 を待機させて鎮圧計画を議論する消防隊員と用役の対話を聞いてから断食中だった。

GM大宇非正規職労組側は「警察は座り込み隊伍が怪我をしかねない危険な様子 を見ても傍観していた」と批判した。また今回のことで「警察が守るべき公共 の安全は、暖かい気持ちで連帯する労働者の安全ではなく、最低限の生存権も 踏みにじり、利益を蓄積するために鎌を労働者に振り回すGM大宇資本の用役 チンピラの安全だということが再度天下にあらわれた」と主張した。

現在高空籠城中の二人の組合員は、鎮圧の話を聞いた時に激しく抗議して安全 ベルトを投げ捨て、最低の安全装置もなく座り込みをしている。

[出処:GM大宇非正規職支会]

一方、この日の集会には民主党のホン・ヨンピョ議員、民主労働党のホン・ヒ ドク議員をはじめ、仁川市南洞区のペ・ジンギョ庁長、東区のチョ・テクサン 庁長などが大挙参加した。この席で民主労働党のホン・ヒドク議員は「GM大宇 が仁川地域で社会的責務を果たせるような措置は何でもする」と約束した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-05 10:20:27 / Last modified on 2010-12-05 10:20:36 Copyright: Default

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