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随時断電、真暗闇の中で緊張高まる現代車座込場

「座込者を圧迫するため断電して緊張を高めている」

合同取材チーム 2010.11.30 11:26

11月30日午前4時50分頃、蔚山現代車第1工場の非正規職座込場は非常事態になっ た。座込場は電気が切れ、入口を守っている死守組から社側の動きが感知され た。寝ていた組合員の一部は非常の声で入口に駆けつけた。しかし大変なこと が起きることはなかった。

これに先立ち、午前2時30分頃も電気が切れた状態でホイッスルの音が聞こえた。 この時は電気が切れていた。真暗闇の中で組合員と非正規職支会の指導部は、 座込場の入口を注視して状況を把握した。29日の夜11時には非正規職支会報告 大会の途中に電気が切れた。40分ほど明りがつかなかった。この日だけで二回 目の断電だった。このように、断電による圧迫は、先週から始まり週末を経て いつも全員が出て行く。

▲断電した座込場。昼は工場のガラス窓から光が入ってくるが、夜に断電すると漆黒のような暗黒が座込場を覆う。

非正規職労組争議対策委の関係者は「会社側が一方では座込者を困らせ、他方 では座込場の動きを把握する手段として断電し、これにより緊張を高めるため に利用しているようだ」と解説した。

食べ物の搬入もますます難しくなっている。先週中盤からはそれでもカップラー メンやおにぎりでも、何とか出てきたが、一食は出ず、二食中一食は菓子や乾 パンなどが出てきた。このように食べ物が不足する理由は、社側が食事搬入を 遮断しているためだ。現代車正規職労組(支部)は一食を入れるために2時間以上 管理者と揉み合いをしなければならないと説明した。(蔚山=メディア忠清、 蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-01 11:17:33 / Last modified on 2010-12-01 11:17:40 Copyright: Default

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